村田諒太、エンダム再戦は、ESPNが全米中継することが決定!


photo by:boxingscene

 因縁の再戦は、米国でスター・クラスと戦うことを望む村田にとって試金石となるだろう。現地時間28日、ESPN(米・スポーツ専門チャンネル)は、2017年10月22日に東京・両国国技館で行なわれるWBA世界ミドル級タイトルマッチ、王者アッサン・エンダム(フランス)対村田諒太(帝拳)の再戦を全米に生中継することを発表した。

 ESPNの第2チャンネル、ESPN Deportes(スペイン語チャネル)で米東部時間10月22日に午前7時から中継する。村田を米国で帝拳プロモーションズと共同でプロモートするトップランク社のトッド・デュボフ氏は「村田は五輪の金メダリストで日本で多くの人に親しまれている。

 世界的にも村田はボクシング界で注目されている。彼の試合を中継することで知名度を上げることに繋がる。米国内で中継し露出を得る機会が重要だ」。と述べている。

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再戦は村田のキャリアで最も重要な一戦に

 エンダムの再戦をESPNが中継に乗り出したことで、村田が今後ミドル級の本場米国へ参戦するための重要な一戦となる。初戦が物議を醸す判定結果だけに、勝敗以上に完全決着が求められる。

 米東海岸、日曜の朝の7時に生中継。米国のボクシング中継はプライム・タイムに中継されることが殆どで異例中の異例である。それだけに、エンダム対村田諒太の再戦の関心が日本だけでなく、米国関係者の間でも高いのだろう。ESPNが中継に乗り出しのは村田への期待値の高さの表れでもある。

 村田は米国で2試合を経験しているが、米プレミア・ケーブルTV局での中継はなく、ESPNの一戦が初の全米中継となる。エンダムとの再戦にインパクトのある勝ち方をすれば、次戦以降はミドル級が主戦場の米国でステージが用意される可能性は高い。

まずはエンダムとの再戦に勝利することが求められる

 村田は、WBA・WBC・IBF世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)、サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)らとの一戦を望んでいるという。しかし、現段階では時期尚早である。エンダムとの再戦に勝ち、ミドル級の実力者であることを証明しなければ実現は難しいだろう。

 ミドル級帝王ゴロフキンに「なぜ挑戦しない」と問う声も少なくない。もちろん、そういった声は理解できる。しかし、ボクシングはビジネスの側面が強く商品価値がものを言う。ましてやミドル級は伝統の階級であり大金が動く。お互いにメリットがあり興行的にも成功しなければ交渉は纏まらないことが殆どだろう。

 しかし、村田諒太はロンドン五輪ミドル級の金メダリストで売り出しやすく、エンダム戦をクリアすれば米国で防衛戦を行うことは可能。その後、順調に防衛していけばゴロフキン、カネロはともかく、ミドル級の実力者達と拳を交えることも不可能ではない。

 村田は環境にも恵まれている。老舗トップランクと契約していることも今後ミドル級でビッグマッチを実現する上で有利に働き、強い見方になることは間違いない。

 初戦の判定結果は物議を醸し、ソーシャル・メディア、ツイッターなどを介しその波紋は日本国内にとどまらず世界へ広がった。一連の騒ぎでWBA(世界ボクシング協会)は異例のスピードで対処。WBAヒルベルト・メンドサJr.会長が自ら試合の映像を検証し、チャンピオンシップ委員会にダイレクトリマッチを要請している。

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トップランクはESPNと複数年契約を締結

 トップランク社は、長らくHBO(米・最大手ケーブルTV局)にカードを提供しパートナーを組んできたが、HBOを取り巻く環境の変化もあり離脱。2017年夏、ESPNと最低4年間の複数年契約を締結したことを発表。ESPNが放映権料を支払う形で合意した。

 トップランクがESPNと提携したことの意味は大きい。米でESPNは、メジャーリーグ、サッカー、バスケット・ボールを中継。スポーツ専門チャネルとしての認知度は高い。

 ESPNの加入世帯数は、HBOの約3倍にあたる9000万件以上の世帯が加入し影響力は大きい。スポーツファンが多いEPSNで高水準のマッチメークを安定して供給していけば新たなファンも開拓できるだろう。

 ESPNは、それまでボクシング界の重要人物アル・ヘイモン氏が陣頭指揮をとるPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)と提携。ヘイモン氏が放送枠を買う形で中継してきたが、PBCは意図の分からないマッチメークも多く、軒並み視聴件数が低迷し下降線を辿っていた。

 トップランクは。ESPNシリーズ第1弾としてオーストラリアでWBO世界ウェルター級タイトルマッチ、王者マニー・パッキャオ対ジェフ・ホーンの一戦を中継し好成績を収めている。

 平均視聴件数が310万件、最大で440万件の好視聴件数をマークした。この視聴者件数は、1995年以降ESPNが中継したボクシング・イベントで最高値。さらに2006年以降にEPSNが配信した番組で最も高い数値となっている。

(Via:boxingscene

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