IBF世界Lヘビー級王座決定戦、ベテルビエフ対コーリン、IBFは正式に格上げすることを承認!


photo by:boxingscene

 3団統一ライトヘビー級王者アンドレ・ウォード(米)が正式に引退を表明。ライトヘビー級は戦国時代へ突入する。なかでも注目なのがトップ・プロスペクトの1人、アルツール・ベテルビエフ(ロシア)だろう。対戦相手に恵まれなかったが、世界タイトルマッチへの挑戦が正式に決定した。

 IBF(国際ボクシング連盟)は、アンドレ・ウォードから正式に王座返上を受けたことを確認。2017年11月11日に米・カリフォルニア州フレズノにあるセーブマート・センターで行なわれるIBFライトヘビー級2位アルツール・ベテルビエフ(ロシア)/11戦全勝全KOと、同級3位エンリコ・コーリン(ドイツ)/24戦23勝(6KO)1敗の一戦をIBF世界ライトヘビー級王座決定戦とすることを正式に承認した。

 ベテルビエフ対コーリンの試合は、トップランクのイベントで行われESPN(米・スポーツ専門チャンネル)が中継。興行のメーンイベントで、WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、王者ジェシー・マグダレノ(米)がWBO同級1位のセサール・フアレス(メキシコ)を相手に2度目の防衛戦戦を行う。

 ベテルビエフは、ライトヘビー級のトップコンテンダーでありながらチャンスに恵まれなかった。所属プロモーターとのトラブル。IBF世界ライトヘビー級挑戦者決定戦では対戦相手が決まらず6ヶ月以上が経過している。今後はトップランク(米・大手ボクシングプロモーター)と契約する見方が強いが不透明な部分は多い。

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IBF世界ライトヘビー級挑戦者決定戦が直前で破談

 ベテルビエフをプロモートするイボン・ミシェル氏は、ライトヘビー級4団体のトップコンテンダーであるベテルビエフの世界挑戦を模索、IBFへ次戦をIBF世界ライトヘビー級挑戦者決定戦となるよう要請。IBFは、この件を承認し同級6位のスリバン・バレラ(キューバ)と挑戦者決定戦を行うよう命じたが直前で破談となっている。

 アルツール・ベテルビエフは次戦、2017年4月21日に米・フロリダ州マイアミで、同級ランキング6位のスリバン・バレラ(キューバ)と、IBF世界ライトヘビー級挑戦者決定戦を行うことが決まっていたが、直前でバレラがベテルビエフとの試合に関し契約に同意した覚えがないと主張。

 ベテルビエフ対バレラの一戦は交渉はまとまらず興行権が入札となり、イボン・ミシェル氏が25万1000ドル(約2830万円)で興行権を落札。ベテルビエフが75%の18万8250ドル(約2121万円)、バレラが25%の6万2750ドル(約707万円)の報酬を受取ることになっていた。

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今後はトップランクと契約か

 所属しているイボン・ミシェル氏と契約を巡りトラブルになっていることが発覚。ベテルビエフは契約終了を訴え、法廷闘争へ発展している。トラブル解決後にトップランクと契約する見方があるが、ベテルビエフは大物アドバイザーであるアル・ヘイモン氏と契約している。

 IBFは、ベテルビエフ対バレラ戦の正式な契約書を受信していたが、試合が中止となったことを受け、アルツール・ベテルビエフと、エンリコ・コーリンの間でIBF世界ライトヘビー級挑戦者決定戦を行うよう通知。興行権は入札となりトップランクが31万5000ドル(約3520万円)で興行権を落札している。

 アル・ヘイモン氏はカナダを拠点とするイボン・ミシェル氏との関係性は強い。ヘイモン氏は、WBC世界ライトヘビー級王者アドニス・スティーブンソン(カナダ)、WBC同級1位のエレイデル・アルバレス(コロンビア)と契約を結んでいる。
 
 トップランクは、2015年にヘイモン氏とのその関連会社に対し1億ドルの損害賠償を求め訴訟を起こしている。後に和解しているがトップランク傘下の選手で、ヘイモン氏と契約を結んでいる選手はいなく、ベテルビエフとヘイモン氏の契約がどうなるのか不透明な部分は多い。

 最近では、元WBA世界ミドル級王者ダニエル・ジェイコブス(米)がHBO(米・最大手ケーブルTV局)と電撃契約。ジェイコブスはヘイモン氏の契約は残ったままと報じられているが、ジェイコブスがアル・ヘイモン氏から離脱するという見方もある。世界有数のプロモーターと関係を持つヘイモン氏だが、世界のボクシング界も変化を迎えていることは間違いない。今後の動向に注目したい。

(Via:boxingscene

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