ロマチェンコ対リゴンドーが12月9日に米ニューヨークで実現!


 ついに夢の五輪2大会金メダリスト対決、黄金カードが実現する。ハードコア・ボクシングファン必見、パウンド・フォー・パウンド(PFP)頂上決戦、ウクライナが生んだ最高傑作ロマチェンコが、世界最高峰のスキルをもつリゴンドーと戦うことが決定した。

 現地時間15日、トップランク(米・大手ボクシング・プロモーションズ)は、2017年12月9日に米・ニューヨーク州ニューヨークにあるマディソン・スクウェア・ガーデン・シアターで、WBO世界スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)/10戦9勝(7KO)1敗と、WBA世界スーパーバンタム級スーパー王者ギレルモ・リゴンドー(キューバ)/18戦17勝(11KO)1無効試合の一戦を行うことを正式に発表した。

 試合はESPN(米・スポーツ専門チャンネル)が中継することが決定。トップランクは、新たにESPNと4年間の契約を締結している。現時点で、スーパーフェザー級で行なわれるかは不明。プロモーターからの正式アナウンスを待ちたい。

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PFP対決はコバレフ対ウォード以来

 PFP対決が生まれることは、階級差もあるため極めて稀である。直近では2016年11月に米・ネバタ州ラスベガスにあるT-Mobieアリーナで、WBA・WBO・IBF世界ライトヘビー級統一王者セルゲイ・コバレフ(ロシア)対アンドレ・ウォード(米)以来の対決となる。当時、米・リング誌のPFPランキングでは、コバレフが2位、ウォードが4位にランクインしていた。

 現時点でロマチェンコの米リング誌のPFPランキングは4位、リゴンドーは5位にランクインしている。ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が敗戦し、PFPランキングも更新され1位にアンドレ・ウォード(米)、2位ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)、3位テレンス・クロフォード(米)がランクインしている。

対照的な2人

 共に五輪金メダリストでリング誌のPFP上位にランクする。ワシル・ロマチェンコは、トップランクの新たな顔の1人。対戦相手を「戦意喪失」に陥らせることが専売特許。その実力は誰もが認めていることは言うまでもない。まさに順風満帆、残す課題は商品価値の向上のみである。

 プロ2戦目でサリドにプロの洗礼を受けたもの、3戦目でゲーリー・ラッセルJr.(米)とWBO世界フェザー級王座決定戦を争い王座獲得に成功。その後、2016年6月11日に、WBO世界スーパーフェザー級王者ローマン・マルチネス(プエルトリコ)と対戦し、5回KO勝利を収め世界最短の2階級制覇を達成。2階級制覇の勲章より、マルチネス戦のパフォーマンスは多くの関係者が絶賛。ロマチェンコの評価をあげるものとなった。

 一方で、リゴンドーは一度アメリカから見放され周囲の環境にも恵まれていなかった。トップランクと契約したものHBOがリゴンドーのマッチメークに関心を示さず、2014年7月19日の試合を最後に、トップランクはリゴンドーとの契約を打ち切っている。

 その後、リゴンドーはマネージャー、ゲーリー・ハイド氏との契約を解消。トップランクとの契約を失ったことで、リゴンドーは北米で試合をすることが事実上困難となった。

 2014年12月31日に、大阪で天笠尚(山下)と対戦し11回TKO勝利。しかし、2015年10月にWBO(世界ボクシング機構)は、リゴンドーが防衛戦を行っていないことからWBO王座を剥奪した。

 2015年11月に、新鋭ロック・ネイション・スポーツ(RNS)と契約。しかし、リゴンドーの不運は続く。2015年11月に対戦したドリアン・フランシスコ戦をPPV配信したHBOは、翌週に行なわれる再放送でこの試合を配信しないことを決定。

 直近、2017年6月17日のモイセス・フローレス(メキシコ)戦は、一度はリゴンドーの勝ちと判定されたが、ダウンを奪った攻撃はゴング後だったとし、ノーコンテストに変更。WBAは再戦を命じている。

(Via:boxingscene

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