ニールセンメディアは、米国現地時間8月19日にESPNで中継されたクロフォード対インドンゴの平均視聴件数が96万5000件に到達したことを発表。トップランク(米・大手ボクシングプロモーター)がESPN(米・スポーツ専門チャンネル)と契約し迎えた3戦目、スーパーライト級4団体王座統一戦と話題を集めたが低視聴件数に終わった。

 WBA、WBC、WBO、IBF世界スーパーライト級4団体王座統一戦が、2017年8月19日に米・ネブラスカ州リンカーンにあるピナクル・バンク・アリーナで開催されWBC・WBO王者テレンス・クロフォード(米)が、WBA・IBF王者ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)と対戦し3回TKO勝利を収めWBC、WBOの王座防衛に成功しWBA、IBF王座を獲得。史上3人目の4団体統一王者となった。

 ESPNはHBO(米・最大手ケーブルTV局)の約3倍の契約者数をもつ。本来であれば高い視聴件数が見込めるはずだった。低視聴件数となったのは幾つかの要因がありそうだ。1つは3回TKOと試合がはやく終わった点、両者のネーム・バリューだろう。

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テレンス・クロフォードの実力はスーパーライト級でもっとも高く、米・リング誌のパウンド・フォー・パウンド(PFP)では3位にランクインしている。しかし、クロフォードは地元オマハで絶大的な人気誇るが、ネーム・バリューは全米レベルとは言えずオマハ以外での求心力が弱く地味な印象は否めない。

 これは、クロフォードのセルフ・ブランディング力の弱さもあるだろう。今後、興行価値を上げるにはビッグネーム狩りが急務。これは、プロモートするトップランクが、クロフォードをスターダムにのしあげるためにどんなシナリオを描くか今後の大きな課題となるだろう。

イベントは約12年ぶりにファンや関係者から4団体王座統一戦として注目を集めたが、短期間で一躍時の人となったインドンゴは関係者、ファンの間では知られているが一般的な知名度はほぼゼロに近い。一般層まで関心を集めることが難しかったことは事実だろう。

 視聴件数は低調となったが、この統一戦を実現したプローモーター、さらにクロフォードの統一戦の相手として名乗りを上げたジュリアス・インドンゴは称賛されてしかるべきだろう。

 4団体王座統一戦は統括団体の指名戦のしがらみ、さらには統一戦を実現する上で各団体へ支払う承認料の金額も莫大となり今まで実現し難くかった。一躍時の人となったジュリアス・インドンゴの出現は、4団体王座統一戦のベスト・タイミングだったと言える。

(Via:boxingscene

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