帝拳プロモーションズは7日、東京都内にあるジムで記者会見し、WBC世界バンタム級チャンピオン山中慎介(帝拳)が2017年8月15日、京都にある島津アリーナ京都で、同級1位のルイス・ネリー(メキシコ)/23戦全勝(17KO)を相手に13度目の防衛戦を行うことを正式に発表した。

 先日、帝拳プロモーションズが山中の防衛戦を発表したが、開催日程、会場については後日発表となっていた。山中がネリーに勝った場合、具志堅用高のもつ世界戦13度連続防衛の最多記録に並ぶことになる。

 チケットは、6月19日からチケットぴあにて発売が開始。券種は、リングサイドA 30,000円、リングサイドB 20,000円、指定席A 20,000円、指摘席B 10,000円、指摘席C 6,000円、となっている。

 山中は「メキシカンだけどメキシカンぽくないというか。L字ガードなどディフェンスも上手い。パンチも一発一発が強い。ストレートだけでなく、フック、アッパーも上手い。映像以上に力強いパンチなんだと思います。

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 本当に強いチャレンジャーだと思います。中間距離で止まっていれば、どんどんパンチが飛んでくると思うので、持ち味のフットワークを使いながら、隙をついて左ストレートを上下に打ち分けていきたいし、ジャブの差し合いでも負けたくないですね」と述べている。

 ルイス・ネリーは、メキシコ、ティファナ出身の22歳のサウスポー。メキシコの大手プロモーターのサンフィール・プロモーションズがプロモートしている。まだ、実力者とのキャリアは少ないがKO率は74%を誇る。
 
 ネリーは、山中が言うようにそのスタイルはメキシカン・スタイルとは言い難い。アグレッシブな一面もあるがディフェンス面では、L字ガードを基点としてボディワーク、スウェー、ダッキング、複合型ディフェンスを駆使しパンチを外すのも上手い。しかし、ディフェンスは鉄壁とはいえず貰うシーンも少なくない。

 山中、ネリー、好戦的選手同士がぶつかりあうことからスリリングな試合が予想できる。”神の左”は劣勢になった時も形勢逆転するほど殺傷能力は高い。一方で、山中は良くも悪くもパンチを貰い打たれ脆い一面もある。勿論、パンチのスピード、パワー、クオリティ、全ての水準で山中が上だろう。

 ネリーはアグレッシブであるがディフェンス面に難があり、劣勢に立たされたときにどうなるか。まだ不透明な部分が多く、山中への挑戦はまさに真価が問われる戦いになるだろう。しかし、母国メキシコでの評価は高く、期待値も高い。直近の試合は放棄を除き大半が序盤TKOで仕留め勢いに乗っていることは間違いない。

 山中もパンチをまとめて貰えれば危ないシーンがでてくるだろう。何れにせよネリーとの戦いはモレノとの再戦以降、キャリア最大の正念場を迎えることは間違いないだろう。

(Via:帝拳

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