WBA・IBF統一王者インドンゴ次戦、WBC・WBO統一王者クロフォード戦に関心を示した


photo by:boxingscene

 はたして、4団体王座統一戦は実現するだろうか。一躍時の人となったWBA・IBF世界スーパーライト級統一王者ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)が、WBC・WBO世界スーパーライト級統一王者テレンス・クロフォード(米)との王座統一戦に強い関心を示している。しかし、4団体王座統一戦は、各団体の指名戦のしがらみも有り実現は簡単ではない。

 5月20日、クロフォードの防衛戦をリングサイドで観戦していたインドンゴは「まず、クロフォードを祝福したいです。彼はディアスを相手に信じられない勝利を得た。彼は真のチャンピオンです。称賛に値する。

 彼はリング上でスキルを証明し存在感を示した。彼がリングでしたことは私がベストの対戦相手でもたらしたいものだ。チームと一緒に20時間以上かけてこのニューヨークの地にきた。もちろん、彼と戦う準備はできている」と述べている。

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 インドンゴ陣営は、IBF(国際ボクシング連盟)から同級1位セルゲイ・リピネッツ(ロシア)との対戦を義務付けられているが、クロフォードとの王座統一戦を最優先とし、エイドリアン・ブローナー(米)との対戦、最適なプランを選択する方針を示している。

 インドンゴのマネージャーを務めるネストール・トピアス氏は「クロフォード陣営が統一戦をする意向であれば、我々は方針を固めている。もし、交渉が失敗となった場合プランBを用意している。

 その中の1人がエイドリアン・ブローナーだ。しかし、我々は交渉の窓口はオープンにしている。インドンゴと、ファンがのぞむベストの戦いをマッチメークしたい」。と語っている。

 クロフォードをプロモートするトップランク(米・大手ボクシングプロモーター)は、クロフォード、インドンゴの統一戦に前向きな意向を示しているが、ホスト局の予算問題でハードルは高い。クロフォードは5月にディアス戦を消化。ペースアップしたいのが本音だろう。

クロフォードの次戦はHBOに依存

 しかし、HBOは、親会社の業績不良の影響を受け昨年に引き続きボクシング中継の予算を削減。ペイ・パー・ビュー(PPV)イベントに頼る興行も増えている。すでに、8月の中継枠にミゲール・コット、対、亀海喜寛(帝拳)が決定。クロフォードの試合は、事実上HBOの予算に依存する形となってしまい先行きは不透明である。

 そうとはいえ、最強を決める一戦として4団体王座統一戦は魅力的な一戦になることは間違いない。しかし、各団体の指名戦や高額な報酬が見込めるビッグマッチを優先するが故に、王座を返上せざるをえない形となり頓挫するケースが大半。過去に、4団体統一王者となったのはバーナード・ホプキンス(米)、ジャーメイン・テイラー(米)のみである。

 一躍時の人となったインドンゴ、元WBA世界スーパーライト級王者リッキー・バーンズ(英)と対戦し、3−0の判定で勝利。試合はワンサイド・ゲーム、インドンゴはこの試合を通じて実力者であることを証明した。トロヤノフスキー戦が1回で終わっただけに、ポテンシャルを感じさせるファイターだったが、真の実力が分からない部分が多かったのは事実である。

 しかし、ワンサイドでバーンズを下したが、真の実力はまだ出していないだろう。そういった意味でも、パッキャオ戦が期待されるクロフォードとの4団体王座統一戦は、興味深い一戦になるのは間違いない。IBFの指名戦の問題、ホスト局、試合実現に向け超えなければならないハードルは多いが実現して欲しい一戦である。

(Via:boxingscene

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