毎年、年明けは静かな立ち上がりだが、2017年は年明けからWBC・IBF世界スーパーミドル級王座統一戦、バドゥ・ジャック(スウェーデン)、対、ジェームス・デゲール(英)。IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)、ジェルボンテ・デービス(米)と好カードが実現。試合もファンの期待値どおり素晴らしい試合内容だった。

 1月には、サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)、対、フリオ・セサール・チャベスJr.(メキシコ)の一戦が2017年5月に正式に行なわれることが決定。2017年、ビッグマッチ実現の大きな期待がかかる年となりそうだ。2月に決定した試合をみてみよう。

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2/2 米・トゥニカ ウェルター級10回戦

 米・ミシシッピ州トゥニカにある、ホースシュー・トゥニカ カジノ アンド ホテルで、サミー・バスケスJr.(米)と、元WBA世界ウェルター級王者ルイス・コラーゾ(米)のウェルター級10回戦が行なわれる。両者、敗戦からの再起戦サバイバル・マッチである。

 試合は、PBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)で開催され、米・FOXで中継される。サミー・バスケスJr.は、米・ペンシルベニア出身の30歳。戦績は22戦(21勝(内KO15)1敗)。大学の学費のためにナショナル・ガードへ入隊。イラクへ2度派遣された実績を持つ。2012年ロンドン五輪では米国内の予選で敗退している。

 1敗は、2008年北京五輪のスーパーライト級金メダリスト、フェリックス・ディアス(ドミニカ共和国)との一戦によるもの。

 ルイス・コラーゾ(米)は2015年7月キース・サーマン(米)に敗れた以来、約17ヶ月ぶりにリングへ復帰。もともと、コラーゾはサミー・バスケスJr.との試合が決まっていたが、ふくらはぎを負傷し試合が中止。休養を余儀なくされていた。

2/3 プエルトリコ WBOラテン・ライト級タイトルマッチ10回戦

 バイク事故でリングから離脱を余儀なくされたフェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)の復帰戦が、2017年2月3日故郷プエルトリコの首都サンファンにあるロベルト・クレメンテ・コロシアムで、オリバー・フローレス(ニカラグア)を相手にWBOラテン・ライト級の防衛戦を行うことが決まった。

 オリバー・フローレスの戦績は31戦(27勝(内17KO)2敗2分)。2敗は、内山高志(ワタナベ)、WBC世界スーパーフェザー級7位ミゲル・ベルチェル(メキシコ)、トップ選手との対戦によるもの。

 WBO世界ライト級王者テリー・フラナガン(英)との指名戦が決まっていたが、ベルデホの怪我で延期。フローレスに勝利することで、フラナガンの次期指名挑戦者となりそうだ。

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2/10 米・トレド IBF世界ライト級タイトルマッチ 12回戦

 26戦(全勝22KO)のパーフェクト・レコードを誇るリチャード・コミー(ガーナ)との王座決定戦を制したIBF世界ライト級王者ロバート・イースターJr.(米)は次戦、2017年2月10日故郷オハイオ州トレドにあるハンティントン・センターで凱旋防衛戦となることが決定した。

 初防衛戦の相手は、IBF世界ライト級15位ルイス・クルス(プエルトリコ)。戦績は27戦(22勝(内16KO)4敗1分)。セミ・ファイナルで、WBA世界バンタム級スーパー王者ラウシー・ウォーレン(米)が、WBA世界バンタム級1位ザナ・ザキヤノフ(カザフスタン)を相手に初防衛戦に挑む。

・IBF世界ライト級タイトルマッチ
ロバート・イースターJr. vs. ルイス・クルス

・WBA世界バンタム級タイトルマッチ
ラウシー・ウォーレン vs. ザナ・ザキヤノフ

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IBF世界ライト級タイトルマッチ2017年2月10日イースターJr.の防衛戦が決定!

2/17 米・ウィリミントン WBF世界クルーザー級王座決定戦

 ロイ・ジョーンズJr.が、米デラウェア州ウィリミントンにあるチェイス・センターで、ボビー・ガン(米)を相手にWBF世界クルーザー級王座決定戦を行う。WBFはマイナー団体だが、ジョーンズJr.が勝利した場合5階級制覇を達成することになる。

 対戦相手のボビー・ガン(米)は、戦績は29戦(21勝(内18KO)6敗1分1無効試合)。2013年12月18日グレン・ジョンソンに負けた以来、約38ヶ月ぶりにリングへ復帰する。

・WBF世界クルーザー級王座決定戦
ロイ・ジョーンズJr. vs ボビー・ガン

2/18 米・シンシナティ WBC世界スーパーウェルター級 12回戦

 エイドリアン・ブローナー(米)が、故郷シンシナティに凱旋し、トップ・プロスペクトのアミール・イマム(米)に勝利したアドリアン・グラナドス(メキシコ)を相手にノンタイトル、スーパーライト級12回戦を行う。試合はShowtimeが”Showtime Chmpionship Boxing”として中継。

 セミ・ファイナルに、WBC世界スーパーウェルター級王者ジャーメル・チャーロ(米)が、同級2位で指名挑戦者のチャールズ・ハトレイ(米)を相手に初防衛戦を行う。

 アンダーカードに、WBA世界暫定ウェルター級タイトルマッチ、デビッド・アバネシャン(ロシア)、対、レイモント・ピーターソン(米)の一戦が予定されてるが、現段階では本決まりとなっていない。

 WBC世界フェザー級ゲーリー・ラッセルJr.(米)、対、暫定王者オスカル・エスカドン(メキシコ)の一戦が予定されていたが、スケジュールが変更されるとのこと。

・ノンタイトル スーパーライト級12回戦
エイドリアン・ブローナー vs. アドリアン・グラナドス

・WBC世界スーパーウェルター級 12回戦
ジャーメル・チャーロ vs. チャールズ・ハトレイ

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2/25 米・フリスコ コット vs.カークランド

 ミゲール・コットがおよそ15ヶ月ぶりにリングへ復帰する。米・テキサス州フリスコにあるフォード・センターで、153パウンド契約ウェイトでジェームス・カークランド(米)と対戦することが決定。試合はHBO(米・最大手ケーブルTV局)が、ペイ・パー・ビュー(PPV)中継する。

 アンダーカードで、WBA世界スーパーバンタム級スーパー王者ギレルモ・リゴンドー(キューバ)が、同級暫定王者モイセス・フローレス(メキシコ)を相手に王座統一戦が行なわれる。

・ノンタイトル 153パウンド契約ウェイト
ミゲール・コット vs. ジェームス・カークランド

・WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
ギレルモ・リゴンドー vs. モイセス・フローレス

・WBO北米スーパーライト級タイトルマッチ
モーリス・フッカー vs. ファン・パブロ・ロペス

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2/25 米・バーミングハム WBC世界ヘビー級タイトルマッチ 12回戦

 WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米)は、2016年7月16日、クリス・アレオラとの試合で右の拳を骨折、上腕二頭筋を断裂し手術を受け、2016年休養を余儀なくされていた。

 およそ7ヶ月ぶりにホームタウン、米・アラバマ州バーミングハムにあるレガシー・アリーナで、同級ランキング12位アンジェイ・ワウルジク(ポーランド)を相手に5度目の防衛戦を行う。試合はPBCで開催されFOXで中継される。

 アンジェイ・ワウルジクは29歳。戦績は34戦(33勝(内19KO)1敗)、トップクラスとのキャリアは少ないが1敗は、アレクサンデル・ポベトキン(ロシア)との試合のもの。

・WBC世界ヘビー級タイトルマッチ
デオンテイ・ワイルダー vs. アンジェイ・ワウルジク

2/25 英国 WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 12回戦

 長谷川穂積が引退し王座を返上し空位となったWBC世界スーパーバンタム級王座決定戦が、WBC世界スーパーバンタム級1位レイ・バルガス(メキシコ)と、同級ランキング2位ギャビン・マクドネル(英)の間で争われる。

 全勝対決だが、両者この階級でトップクラスの選手とのキャリアはない。レイ・バルガスは28戦(全勝(内22KO))の無敗のレコードを誇る。対するギャビン・マクドネルの戦績は、18戦(16勝(内4KO)2分)となっている。

・WBC世界スーパーバンタム級王座決定戦
レイ・バルガス vs. ギャビン・マクドネル

・WBCシルバーライト級タイトルマッチ
ルーク・キャンベル vs. ジャイロ・ロペス

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2/26 日本 WBO世界ミニマム級暫定王座決定戦 12回戦

 WBO世界ミニマム級暫定王座決定戦が、熊本県上天草の松島総合運動公園で、同級1位モイセス・カジェロス(メキシコ)と、同級2位福原辰弥の間で争われる。

 この暫定王座決定戦はWBO世界ミニマム級高山勝成が怪我で防衛戦を行えない為の設置。

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