山中慎介、米メディアから2016年間最高試合を受賞!


photo by:The Ring from Naoki Fukuda

 米・ボクシング専門メディア、BoxingScene(ボクシングシーン)は2016年間最高試合(Fight Of The Year)に、2016年9月16日大阪にあるエディオンアリーナ大阪で行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチ、山中慎介(帝拳)、アンセルモ・モレノ(パナマ)を選出した。
 
 同メディアは、再戦は初戦の完全決着をつけただけでなくBoxingScene.comの中で2016年間最高試合に値する高水準の試合。計5回のノックダウン、ノンストップのアクションで、ドラマチックであったと絶賛した。

 多くのファンがこの再戦を望み完全決着を望んでいたはずである。初戦が行われた2015年9月22日、東京、大田区総合体育館では山中慎介が12回、2-1(115-113,115-113,113-115)の判定勝ちを収めた。

 判定勝ちした山中だが、「モレノが勝っていた」という声も多く、再戦を希望する声が多かったのは事実だろう。山中慎介は米で最も権威ある「ザ・リングマガジン」でPFP(パウンド・フォー・パウンド)にランクする選手。

 現在、他の団体の王者を含めてバンタム級でベストと呼ばれている。モレノとの再戦で完全決着つけたことは、こういった評価の裏付けに繋がったことは間違いないだろう。

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 モレノとの再戦は、初戦以上の緊張感があり、2人のパンチが交錯しダウンの応酬。2人が完全決着を望んでいることは明白で、どちらがバンタム級最強であるか証明する試合。序盤からKO決着を感じさせる試合だった。現地観戦した人は満足に家路についたにちがいない。

 技巧派のモレノが初戦以上に、山中に対応してくるとの見方どおり1回、山中はモレノのコンビネーションでピンチに見舞われるが、1回おわりに山中がモレノからダウンを奪った。

 しかし、4回モレノのカウンターが山中に炸裂し山中がダウン。6回には山中の右ストレートがモレノにクリーンヒットし今度はモレノがダウン。7回には山中が2度のダウンを奪いレフェリーストップとなった。

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 「神の左」の異名を持つ男。パンチがあるというのは最大のアドバンテージとなる。山中はディフェンスに難がありダウンを喫し危ない場面もある。

 しかし、形勢逆転できる殺傷能力の高いパンチを持ちリカバリー能力も高い。そして、それを支える高水準のメンタルを持ち合わせ、現バンタム級で最も魅力ある選手といっても過言ではない。今回の試合を通じて山中はバンタム級において多くのことを証明したことは間違いないだろう。

 山中、モレノの再戦はダウンの応酬、緊張感もありエキサイティングだった。多くの米・メディアはバルガス、サリド戦を上げている。勿論、最後までアクションが尽きることがなかった乱打戦は、多くの観客を魅了し年間最高試合に相応しい試合だった。バルガス、サリドは多くのファンからリスペクトを得ただろう。

 筆者は一旦は、高水準の技術・打撃戦を繰り広げたフランプトン、サンタ・クルスを年間最高試合として選んだが、BoxingSceneの年間最高試合の選出を受け、山中、モレノの再戦を見直しを実施。技術、打撃戦に加えスリリングで最もドラマチックなエンディングだった。山中、モレノの再戦を年間最高試合として選出した。

(Via:boxingscene

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