2017年3月4日、ウェルター級トップ戦線が米・東海岸ニューヨーク、ブルックリンで幕を開ける。WBA世界ウェルター級王者キース・サーマン(米)と、WBC世界ウェルター級王者ダニー・ガルシア(米)がウェルター級最強の称号をかけ遂に激突する。決戦地は2人のゆかりの地であるバークレイズ・センターで開催、近く正式に発表される見通し。

 サーマンは、前回バークレイズ・センターで開催されたショーン・ポーター(米)戦の観客動員数が12,668人と歴代2位を記録。この試合は年間最高試合候補となる好試合となった。全米地上波CBSで生中継され240万人を記録。サーマンがここニューヨークの地でファンに与えた影響は計り知れない。

 今回はプエルトリコの両親をもつダニー・ガルシアが相手。2013年4月27日、同会場で開催されたザブ・ジュダー(米)、ダニー・ガルシアで記録した13,048人の観客動員の記録は恐らく更新されるだろう。

 ダニー・ガルシアはペンシルベニア州出身だが両親がプエルトリコ人。バークレイズ・センターで過去5回戦っていることから知名度も高い。ニューヨークは多くのプエルトリカンも居住していることから多くのファンがかけつけるだろう。

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保険問題が解決に進む

 急遽、保険料が高騰したニューヨークでの興行も解決に向かっている。NYSAC(ニューヨーク・アスレチック・コミッション)は保険会社、プロモーターらと共にあらたな方針を策定。近いうちにプロモーターに提供され、ボクシングが再びニューヨークの地に戻ってくる。

 当初、NYSACが保険料を上げたことにより、興行を開催するプロモーターは保険料を大幅に負担することを強いられ、ニューヨーク興行が事実上不可能となり、プロモーターはニューヨーク州以外の他の州に変更を余儀なくされていた。

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100万ドルの補償額を要求!

 2016年4月、ニューヨーク州でのMMA興行が合法化しUFCが上陸。それい伴い、NYSACは安全基準を引き上げ新しい規定を作成。それまで、選手1人あたりの保険金が1万ドルだったが5万ドルに引き上げ、外傷性脳損傷の保険の補償額として100万ドルを義務付けた。

 この新しい規定によりニューヨークを拠点として興行を開催するルー・ディベラ エンター・テイメントを主宰するルー・ディベラ氏を中心に、トップランク、他のプロモーターらは、現状の保険ではカバーすることができない為、ニューヨークでの興行が打てなくなっていた。

 2017年1月17日バークレイズ・センターで開催されるWBC世界スーパーミドル級王者バドゥ・ジャック(スウェーデン)、IBF世界スーパーミドル級王者ジェームス・デゲール(英)の王座統一戦前に新しいポリシーが提供される予定となり無事開催することができそうだ。

(Via:boxingscene

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