12/5週の週末結果をお届けする。先週は、注目度の高い世界タイトルマッチが、米国、英国で開催された。しかし、注目度の世界タイトルマッチが多いが故に計量に失格する選手も目立ち、残念な結果となった。

週末試合結果

パーカー、ルイス

 WBO世界ヘビー級王座決定戦が10日ニュージーランドで行われ、同級1位のジョセフ・パーカー(ニュージーランド)が、同級3位アンディ・ルイス(米)に2-0(115-113, 115-113, 114-114)の判定勝利を収め、WBO世界ヘビー級王座を獲得。ニュージーランド初の世界王者となった。

コンセプション、ヤファイ

 WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチが、10日英国マンチェスターで行われ、挑戦者・カリド・ヤファイ(英)が12回3-0(120-108, 119-108, 117-110)の判定で勝利し、王座獲得に成功した。

 前日計量でルイス・コンセプション(パナマ)が、2.4パウンドオーバーで計量に失格。WBA(世界ボクシング協会)はルイス・コンセプションから王座剥奪を決定。カリド・ヤファイ(英)が勝利した場合のみ新王者誕生になる変則マッチで行われた。

ジョシュア、モリナ

 IBF世界ヘビー級タイトルマッチが、10日英国マンチェスターで行われ、王者アンソニー・ジョシュア(英)が、エリック・モリナ(米)と対戦し3回TKO勝利を収め2度目の防衛に成功した。
 
 試合後、ウラディミール・クリチコ(ウクライナ)がリングイン。2017年4月29日、正式合意が近いと言われていたジョシュア、クリチコのビッグマッチが事実上決定した。

ホワイト、チゾラ

 試合前、英国マンチェスターで行われた記者会見で椅子を投げつけるなど、大暴れしたチゾラ。これを受け、BBBofC(英国ボクシング管理委員会)は、チゾラに対し2年間の英国ライセンス停止の処分を下した。

 ジョシュア、モリナのセミ・ファイナルで行われたWBC世界ヘビー級挑戦者決定戦は、同級10位ディリアン・ホワイト(英)が、同級11位のデレック・チゾラ(英)を12回、2-1(115-113,115-114,115-114)の僅差の判定でやぶりWBC世界ヘビー級挑戦権を得た。

チャーロ、ウィリアムス

 IBF世界スーパーウェルター級タイトルマッチが10日、米・ロサンゼルスにあるUSCキャンパス内にあるガレン・センターで行われ、王者・ジャモール・チャーロ(米)が、同級1位ジュリアン・ウィリアムス(米)と対戦し、5回TKO勝利を収め3度目の防衛に成功した。

 ジュリアン・ウィリアムスを沈めたジャモール・チャーロは、試合後のインタビューで、WBO世界スーパーウェルター級王者・サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)への挑戦、ミドル級参戦を示唆している。

 カネロは次戦、2017年5月シンコ・デ・マヨで怪我からの復帰戦が濃厚だが、怪我の回復次第では2月か3月にも試合を行う計画もあるという。

 ただ、カネロをプロモートするGBP(ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ)とチャーロの代理人を務めるアル・ヘイモン氏は、訴訟中であり現状マッチメークは現実的ではない。

クエジャール、マレス

 WBA世界フェザー級タイトルマッチが10日、米ロサンゼルスにあるUSCキャンパス内にあるガレン・センターで行われ、アブネル・マレス(メキシコ)が12回、2-1の判定勝利を収め王座奪取に成功した。

 アブネル・マレスは次戦、2017年1月28日米・ネバタ州ラスベガスにあるMGMグランドガーデン・アリーナで行なわれるWBA世界フェザー級スーパータイトルマッチ、王者カール・フランプトン(英)と、レオ・サンタ・クルス(メキシコ)の再戦の勝者との王座統一戦が濃厚。

クロフォード、モリナ

 WBC・WBO世界スーパーライト級王座統一戦が10日、米・ネブラスカ州オマハにあるセンチュリーリンク・センターで行われ、王者テレンス・クロフォー英ド(b)が、ジョン・モリナJr.(米)と対戦し8回TKO勝利を収めている。

 ジョン・モリナJr.は前日計量で体重超過の失態を起こし、クロフォードのみタイトルが掛けられ、モリナJr.が勝利した場合は王座た空位となる変則マッチとして行われた。

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 2015年「ファイト・オブ・ザ・イヤー」を受賞した両者の共演が実現する。この対戦の勝者同士が2017年中盤にかけて直接対決するシナリオになることは間違いないだろう。年明けにHBOで中継される好カードが決まった。

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今週のWOWOW

2016年12月12日 WOWOWライブ午後9時から
・ノンタイトル・ウェルター級10回戦
ダニー・ガルシア vs. サミュエル・バルガス

・ライト級10回戦
ハビエル・フォルトゥナ vs. オマール・ダグラス

・スーパーミドル級 4回戦
クラレッサ・シールズ vs. 不ランチョン・クルーズ