Yahoo Sportsのケビン・イオレ氏は、ソーシャル・メディア、ツイッターを介し、2016年11月19日ネバタ州ラスベガスにあるT-Mobileアリーナで行われたWBA・WBO・IBF世界ライトヘビー級王座統一戦、セルゲイ・コバレフ、対、アンドレ・ウォードのPPV(ペイ・パー・ビュー)購買件数が16万件になる見通しであるとツイートした。

 ウォードのプロモーター、RNS(ロック・ネイション・スポーツ)の広報は、PPV購買数についてコメントを拒否。メイン・イベンツ キャシー・デュバ氏、試合を中継したHBO(米・最大手ケーブルTV局)もコメントを控えた。
 
 試合前、キャシー・デュバ氏は「ある程度のPPV購入件数に達するとおもう。25万件に到達したらニュージャージーのオフィスで花火をあげるわ」と語っていただけに残念な結果となった。

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 NSAC(ネバタ州アスレチックコミッション)は、コバレフ、ウォードのゲート収益は、10,066のチケットが売られ$3.3Million(日本円で約3億8000万円)にのぼると発表した。

 ラスベガスの新たなメッカ「T-Mobileアリーナ」で開催されたこの試合、主催者は13,310人の観客動員を記録したと発表していた。

 用意された14,227シートの内、招待チケットが1,636枚、10,066枚のチケットが正規のチケットが売られ、およそ2,500枚のチケットが売れ残った。

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興行的には苦戦

 興行収益は、ゲート収益(入場券の売上)約3億8000万円、HBOペイ・パー・ビューが16.5万件で約11億円、その他、海外への放映権料などが加算される。PPV購買件数が低かっただけに、興行収益に大きく響き厳しい結果となった。
 
 ゲート収益、PPV収益のみを興業収益と考えると約15億円。コバレフ(約2億3000万円+PPV歩合)、ウォード(約5億7000万円)の報酬が約束されている。

 ここから、プロモーター、その他、出場選手にも報酬が支払われることを考えると、利益が十分でないだけに興行を主宰した、メインイベンツ、ロック・ネイション・スポーツ(RNS)にとって赤字興行となる可能性もでてくる。

 PPV中継が行われた翌週、HBOで再配信された視聴件数は83.4万件となっている。2017年4月か6月に米・ニューヨークかラスベガスで再戦が計画されているが、初戦の興行結果から2人の報酬は見直しが迫られ、中継ホストを担当するHBOもPPV中継するか要検討されることは間違いない。

(Via:boxingscene

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