Showtime(米・大手ケーブルTV局)副社長 スティーブン・エスピノーザ氏が、リング・マガジン(米・ボクシングメディア)のインタビューでマイキー・ガルシア(米)の将来的な対戦候補として、元WBA世界スーパーライト級王者・エイドリアン・ブローナー(米)を挙げた。

 「マイキーが、ライトースーパーライト級で戦うがことができれば、将来的に140パウンドでエイドリアン・ブローナーとのマッチメークを考えている。あくまで私の提案の1つだ。勿論、マイキーが135パウンド(ライト級リミット)でのコンディションについて考慮する必要がある。

 マイキーは目標をしっかり定めそれを着実に実行するボクサーだ。彼の最短の目標は世界タイトルの奪取。WBC世界ライト級王者・デシャン・ツラティカニン(モンテネグロ)との試合はそれを実現する最短の方法だ。もう1つ長期的な目標として、パウンド・フォー・パウンド(PFP)入りを果たすことだろう。

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 マイキーは試合を通じてライト級に留まるのか、スーパーライト級に階級を上げるかを見極めることができる。ライト級でのコンディションが良ければ、長期政権を築くことができると思う。もし、スーパーライト級に階級を上げるなら、エイドリアン・ブローナーとのマッチメークが可能。この戦いが実現すれば、Showtimeにとって嬉しいことだ」。と将来的にマイキー、ブローナーの実現を望んだ。

マイキー、ブローナー実現すればビッグイベントに

 約2年半ぶりにリングへ復帰したマイキーは、再起戦を経てWBC世界ライト級王者・デシャン・ツラテイカニンへ挑む。興行価値の高いマイキー、再起戦は米国では知名度が無いエリオ・ロハス(ドミニカ共和国)が対戦相手だったが、視聴件数は約42万件と好調。やはり人気があるのだろう。

 ブローナー戦が仮に決定すれば、マイキーにとってキャリア最大のビッグファイトになる。エイドリアン・ブローナーは、リング外での問題行為が多いが人気、話題性が高く集客能力は高い。米・西海岸、東海岸で認知度があるマイキーが対戦することになれば、ビッグイベントとなる。

 2016年4月米・ワシントンD.Cで行われたアシュリー・テオフェイン(英)との試合は、PBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)で開催されSpikeTVで中継。SpikeTVで中継された過去最高の約101万件の視聴件数を記録した。2015年6月米・ネバタ州MGMグランドで行われたポーター戦は米地上波NBCで中継され233万件、7,175人の観客を動員している。スキルフルなマイキーと、身体能力が売りのブロナーの一戦が実現すれば興味深い一戦となることは間違いない。

2016年ビッグマッチが少なかっただけに期待がかかる2017年

 ブローナー、マイキー、この一戦は双方にとってメリットの大きい試合である。キャッチウェイトであるがポーターに敗戦したブローナー、強豪達がひしめき合うウェルター級のトップ戦線に絡みたいのは当然。しかし、ポーター戦をみればウェルター級で自身のポテンシャルを活かすことは難しく、ブローナー自身がもつ身体能力を最大限に発揮する階級はスーパーライト級が適正だろう

 ブローナーがウェルター級に固執する理由として、ビッグマッチの実現。当然、報酬もかわってくる。しかし、スーパーライト級はテレンス・クロフォード(米)をはじめキャスト達も多く、ヘイモン、トップランクの関係上難しかったマッチメークも今では実現も可能。無理に階級を上げる必要はない。
 
 マイキーからすればパウンド・フォー・パウンド入りを目指す過程で実力者であるブローナーと対戦し勝利すればそのインパクトは計り知れない。同時に、マイキーのラスベガスでのビッグマッチ実現の夢も叶う。

 勿論、これは全てマイキーがスーパーライト級に上げることを前提にした話であり、現時点で実現するかは不透明である。しかし、2016年ビッグマッチが少なかっただけに、2017年にビッグマッチ実現を期待するファンが多いのは事実。ファンが望む好カードの実現に期待したい。

(Via:boxingscene

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