クロフォード、次戦ディアスが有力!ヘイモンとの共催なるか?!


image source to:Ring TV

 2016年12月10日、WBC・WBO世界スーパーライト級王者・テレンス・クロフォード(米)の対戦候補にWBC世界スーパーライト級7位のフェリックス・ディアス(ドミニカ共和国)が最有力候補として挙がっていることが分かった。

 HBO(米・最大手ケーブルTV局)は計画していたゴロフキン、ジェイコブスが消滅。これにより、空いた中継枠にHBOはテレンス・クロフォードの起用を考え、現在、クロフォードをプロモートするトップランク(米・大手ボクシングプロモーター)と計画している。

 クロフォードの良質の対戦候補を探してたボブ・アラム氏は「私は、クロフォード戦に関しアル・ヘイモンと会談したんだ。彼は、トップランク、HBOと共催できることを喜んでいたよ。アルは戦いが好きだしね。」とアル・ヘイモン氏と会談したことを明かしている。

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 フェリックス・ディアスは、北京五輪スーパーライト級の金メダリスト。アル・ヘイモン氏がマネジャーを務め、ルー・ディベラ氏が取り仕切るディベラ・エンターテイメントと複数年契約を結んでいる。まだ、地味な存在であるがスーパーライト級屈指の実力者。強豪とのマッチメークを望むテレンス・クロフォードの対戦相手として相応しい。

 戦績は19戦1敗、この1敗は元IBF世界スーパーライト級王者・ラモント・ピーターソン(米)との対戦によるもの。この敗戦はそこまでキャリアに影響するものでもない。1敗はしたものピーターソンとの一戦は、ディアスが勝っていたという声も多くピーターソンのホーム判定だという見解を示す声も少なくない。

 ディアスは、次期スパーライト級スター候補アミール・イマム(米)を番狂わせで敗ったエイドリアン・グラナドス(米)に勝利。

 直近では、元軍人のトップアマ、アマチュアでエロール・スペンスJr(米)、アミール・イマム(米)と対戦経験もある、現ウェルター級では中堅クラスのトップコンテンダー、サミー・バスケス(米)を判定で下していることから、次戦以降はスーパーライト級のトップ戦線に絡むことが期待されていた。

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トップランク、ヘイモンのマッチメークがいよいよ実現か?!

 「良質な戦いがボクシングのマッチメークにかかせない。この戦いは正に良質な戦いを実現させる良い機会だ。実現させよう。」ルー・ディベラ氏もマッチメークに乗り気。

 ルー・ディベラ氏は、トップランクとの共催。HBOでの中継も問題ないことを明かしている。トップランク、ヘイモンの構図でマッチメークの敷居が高いと思われるが、今現在そのハードも下がり実現性は高い。

 トップランクは、ヘイモン氏をサポートする投資会社に対し、約1億円の損害賠償を求め提訴していたが、2016年5月に和解が成立。和解が成立してるが、依然として中継局問題は残る。トップランクは中継局としてHBO(米・最大手ケーブルTV局)をメインに使用、ヘイモン氏はPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)の舞台を持っているからである。

 地上波TV局と提携しボクシングを復活させ、ライバル局であるHBOを出し抜きボクシング界を”独占”するとまで言われてきたが、謎めいたマッチメークが多くファンはどこか期待を裏切られている。

 スター候補生達の方向性はみえずPBCが開幕し1年が経過するが、未だスター選手は不在。PBC開幕当時、300万件を記録した視聴件数も下降を辿り、PBCに停滞感が漂いこのままではファン離れも加速し減速することは明らかである。

 それまでド派手な興行が売りだったが、興行規模の縮小が進み予算削減は明白。資金難でPBCはそう長くは続かないとまで言われている。PBCの方向性は依然不透明だが、こういった状況を受け止め大幅に見直すターニング・ポイントに差し掛かっていることは間違いない。

 だとすれば、世界のボクシング界をけん引してきたベテラン・プロモーターであるトップランクと協同するのも決して悪くない決断だと言える。なぜなら、トップランク、ヘイモンのマッチメークが実現することで、引退を撤回したマニー・パッキャオと、WBA世界ウェルター級王者・キース・サーマン(米)などのビッグマッチも見えている。

 大金が動くボクシング界、自身のプロモーション傘下で興行を開催したいのは理解できる。しかし、ファンに求められるマッチメークを実現するには、お互いが歩み寄らなければならない。PBCは地上波に大きなプラットフォームを持つ、マッチメークに応じてHBOにレンタルするなどフレキシブルな対応も決して不可能ではないはずだ。

 ヘイモンが地上波にボクシングを復活させたことで、ケーブルTV局の囲い込みでボクシング熱が衰退したと言われる米国のボクシング界に新たな変革を起こした。このような変革は競争力を高める為にも良い刺激になったことは間違いない。

 しかしPBCが成長、いや世界のボクシング界をけん引する米国ボクシング界が成長し、かつての輝きを取り戻すには他プロモーターと協同は必要不可欠である。ビジネスが先行し簡単な事でないが今こそ英知を結集するときだろう。

(Via:ESPN

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