マッチルーム・プロモーション エディ・ハーン氏は現地時間10日、WBA世界バンタム級正規王者・ジェイミー・マクドネル(英)が次戦、11月12日モナコ、モンテカルロにあるラ・サル・デゼトワールで、同級ランキング2位リボリオ・ソリス(ベネズエラ)を相手に5度目の防衛戦を行うことを正式に発表した。

 WBA(世界ボクシング協会)はWBA世界バンタム級スーパー王者・ラウシー・ウォーレン(米)と、同級正規王者・ジェイミー・マクドネルとの王座統一戦を義務付けていた。

 ウォーレン、マクドネルは入札前に両陣営が王座統一戦の条件に同意したと報じられていたが、英国開催を望むマクドネル陣営、米国開催を望むウォーレン陣営と開催地を巡り交渉は難航。交渉は決裂していた。

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 ジェイミー・マクドネルは、英国を主戦場にしてきた選手。今回は、母国英国を離れ自身3度目となる海外で5度目の防衛戦に挑む。2015年5月米・テキサスで亀田和毅と対戦し、初の米国進出を果たし9月にテキサスで亀田和毅とダイレクトリマッチを行っている。

マクドネル、次戦は統一戦、階級アップを示唆

 ジャイミー・マクドネルは来年以降のプランをいくつか発表。スーパー王者・ラウシー・ウォーレンとの王座統一戦の他、リー・ハスキンスとの王座統一戦、スーパーバンタム級へ階級転向も示唆している。

 現状、マクドネルがスーパー王者でないことから、リー・ハスキンスとの統一戦は現実的ではない。IBF(国際ボクシング連盟)はスーパー王座以外は王者として認定していないことから、王座統一戦として認定しないだろう。

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 もっとも、ハスキンスとの王座統一戦も望むのは、ハスキンスへのリベンジの意味合いもありそうだ。マクドネルは2008年3月28日、リー・ハスキンスと対戦し8回、76-77の僅差の判定負け。

 こういった背景もハスキンス戦を望む1つの理由だろう。11月の試合以降、来年にはバンタム級に留まるか方針を定める予定だと述べている。

 WBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)との王座統一戦も望まれるが、英国でのボクシング人気は高くマーケットの需要は高い。人気・知名度があるマクドネルを来日させることは現実的ではない。

 北米でウォーレンとの王座統一戦も考えられるが、ウォーレンの知名度はまだ全米レベルではなくビッグマッチとは言い難い。とはいえ、チャンスがあればと思うが海外での試合経験がないことがネックとなりそうだ。

(Via:SkySports