10月3日の週、今週は年末に向けての世界タイトルマッチの目立ったニュースが多かった。三浦隆司、オルランド・サリド戦が正式決定。WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・ジェスレス・コラレス(パナマ)との再戦交渉で内山陣営が同意したなど、年末へ向けビッグニュースが飛び込んできている。

10月3日、週末試合結果

レックス・ツォ、前川龍斗

 WBOインターナショナル、WBOアジア王座タイトルマッチが、香港にある香港コンベンション・センターで開催され、レックス・ツォ(香港)が3-0の判定で、前川龍斗(白井・具志堅)に勝利しWBCアジア王座の防衛に成功し、WBOインターナショナル王座を奪取した。

 トップランク(米・ボクシング大手プロモーター)が今後、ASIAの拠点の1つとする香港で開催されたイベントは、地元香港で絶大な人気をほこるレックス・ツォの応援に駆けつけたファンで、5000人の会場は満員となっていた。

エストラーダ、タブゴン
https://www.youtube.com/watch?v=oxQpoMimRCY

 拳の怪我でリングから遠ざかっていたファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)が13ヶ月ぶりにリングへ復帰。故郷であるメキシコ、ソノラ州プエルトペニャスコで、ノンタイトル・スーパーフライ級10回戦で、レイモンド・タブゴン(フィリピン)と対戦し3-0の判定勝利を収め復帰戦に勝利している。

 試合後、エストラーダは右拳を痛めたことが判明。エストラーダは、年内にもう1試合消化したい意向を示しており、怪我の程度が心配されている。

リッキー・バーンズ、キリル・レリ

 WBA世界スーパーライト級タイトルマッチが、王者・リッキー・バーンズの地元、英国スコットランド、グラスゴーにある「The SSE ハイドロ・アリーナ」で行われ、リッキー・バーンズが、同級ランキング1位・キリル・レリ(ベラルーシ)と対戦し12回3-0の判定で勝利を収めている。

 バーンズはこれで、41勝(内14KO)5敗1分、敗れたレリはプロ初黒星を喫し戦績は21勝(内19KO)1敗となっている。勝利したリッキー・バーンズは、2016年12月にエイドリアン・ブローナー(米)との対戦が噂されている。バーンズをプロモートするマッチルーム・プロモーションズ エディ・ハーン氏は、米国でビッグネームとの対戦を示唆している。

ポベトキン、ステイバーン、316万5000ドルで落札

 米・ニューヨークで開催されたポベトキン、ステイバーンの入札は、ポベトキンをプロモートするアンドレイ・リャビンスキー氏が、316万5千ドルで興行権を落札した。

 ポベトキンがステイバーンに勝利した場合、WBC世界ヘビー級暫定王座を獲得。WBC世界ヘビー級王者・デオンテイ・ワイルダー(米)との王座統一戦が義務付けられることになる。

ルイス・オルティス、マッチルーム・プロモーションと契約

 WBA世界ヘビー級暫定王者・ルイス・オルティス(キューバ)は報酬に不満を示し、ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(GBP)を離脱。

 その後、フリー・エージェントの状態だったが、エディ・ハーン氏率いるマッチルーム・プロモーションズと契約した。エディ・ハーン氏は、ルイス・オルティスの英国デビュー戦を11月に計画。将来的に、IBF世界ヘビー級王者・アンソニー・ジョシュア(英)の対戦候補に考えているという。

コバレフ、ウォード、アンダーカード

 現地時間11月19日米・ネバタ州ラスベガスにある「T-Mobileアリーナ」で開催されるコバレフ、ウォードのアンダーカードに、カーティス・スティーブンス(米)、ジェームス・デ・ラ・ロサ(メキシコ)の一戦が組み込まれることが決定した。

 他アンダーカードに、WBA世界スーパーバンタム級スーパー王者・ギレルモ・リゴンドー(キューバ)の出場が検討されている。

タイソン・フューリー タイトル剥奪の危機

 WBA・WBO世界ヘビー級統一王者・タイソン・フューリー(英)が3日、自身のTwitterを通じて現役引退を表明しながら、直後に引退を撤回。クリチコに勝利したもの、9ヶ月前には禁止薬物に指定されているナンドロロンが検出、これに加えコカイン騒動とタイトル剥奪の危機に迫られている。

 タイソン・フューリーは、ウラディミール・クリチコ(ウクライナ)との再戦が、10月英国マンチェスターで予定されていたが、フューリー陣営は突如キャンセル。これで2度目のキャンセルとなる。

 米・スポーツ専門メディアESPNは、ボランティア反ドーピング機関(VADA)の抜き打ち検査でフューリーの検体から、コカインの陽性反応を示したと報じている。

 これらの報道を受け、英国ボクシング管理委員会(BBBofC)は、5日、12日に予定されている定例回で、フューリーのライセンス剥奪を検討すると発表している。

IBF世界ヘビー級王者・アンソニー・ジョシュア、クリチコと交渉

 ジョシュアをプロモートするマッチルーム・プロモーションズ エディ・ハーン氏は、IBF世界ヘビー級王者・アンソニー・ジョシュア(英)と、ウラディミール・クリチコ(ウクライナ)の交渉が合意間近であることを伝えた。

 アンソニー・ジョシュアは、11月26日英国マンチェスターにあるマンチェスター・アリーナで、ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)との対戦交渉が進められていたが消滅。フューリーがタイトル剥奪の危機に見舞われ為、クリチコとの対戦が持ち上がった。

 エディ・ハーン氏は、12月10日英国マンチェスター・アリーナ、カーディフにあるウェールズ・スタジアム、ハンブルグにあるバークレイカード・アリーナで開催することを目標に交渉を進めていると明かしている。 

今週のオススメ記事

ブルック、スペンスJr.と指名戦、コット、カネロ、カーンが次戦候補として浮上
image soure to:The Ring

image soure to:The Ring

強豪が集うウェルター級、次世代のスター候補と言えばエロール・スペンスJr.(米)だろう。順当に行けば次戦、IBF世界ウェルター級王者・ケル・ブルック(英)への挑戦となる。果たして実現できるだろうか。

記事:ブルック、スペンスJr.と指名戦、コット、カネロ、カーンが次戦候補として浮上

リナレス、2017年マイキー、ツラティカニンとの勝者と王座統一戦か?!
image source to:The Ring

image source to:The Ring

WBC(世界ボクシング評議会)は、WBC世界ライト級王者・デシャン・ツラティカニン(モンテネグロ)の次戦を選択防衛戦とすることを決定した。

記事:リナレス、2017年マイキー、ツラティカニンとの勝者と王座統一戦か?!

Sponsor Link

10月10週 予定試合

10月14日 オーストラリア

・IBO世界スーパーミドル級王座決定戦
ダニエル・ギール vs. レノルド・クインラン

10月15日 米・カリフォルニア

ホセ・フェリックス vs. アラン・ヘレーラ

10月15日 英国

・WBC世界クルーザー級タイトルマッチ
トニー・ベルー vs. BJ・フローレス

Sponsor Link

今週のWOWOW

WOWOWライブ 夜9時から

・IBF世界ウェルター級挑戦者決定戦
エロール・スペンスJr. vs. レオナルド・ブンドゥ

・WBCシルバーS・ミドル級タイトルマッチ
カラム・スミス vs. ノルバート・ネメセパティ

・S・ミドル級6回戦
ポール・スミス vs. ダニエル・レジ

・ウェルター級4回戦
コナー・ベン vs. ジョー・ダカー