WBA・WBC・IBF世界統一ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)への挑戦を表明している1人、WBO世界ミドル級王者・ビリー・ジョー・ソーンダース(英)の初防衛戦の日程がようやく決定した。

 ソーンダースをプロモートするフランク・ウォーレン氏は、現地時間10月22日英国のカーディフにあるモーターポイント・アリーナで、WBO同級ランキング12位のアルツール・アカボフ(ロシア)を相手に初防衛戦を行うことを正式に発表した。

 試合が決まったソーンダースは「簡単な試合なんてないんだよ。アカボフはファイタータイプでとても危険な相手だ。間違ってもイージーな挑戦者では無いよ。彼は自分の立ち位置を認識しているから、私の初防衛戦を阻止しようと番狂わせを狙ってくるだろうね。

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 私は、ベストなコンディションを作り試合に挑み、彼のキャリアで最も厳しい夜に思い知らせるつもりだよ。アカボフはキャリアを通じてストップされた経験がないけど、彼はこの試合でそれを経験することになるだろうね。」と語っている。

 対するアカボフは「ソーンダースが、なぜ私を挑戦者として指名したのかは分かっている。WBOの世界タイトルマッチへ挑戦できることは非常に光栄です。ただ、今後、ソーンダース陣営の期待通りにはならない。彼らが私を指名したことが大きな間違いだったことを証明する。」と語っている。

ようやく決まった初防衛戦

 ソーンダースは、2016年12月、WBO世界スーパーウェルター級王者・サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)の160パウンド(ミドル級リミット)の対戦相手として計画されていた。

 ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(GBP)はソーンダース陣営に、9月のカネロ、スミスのアンダーカードで初防衛戦の相手として、カーティス・スティーブンス(米)、ウイリー・モンローJr.(米)、ガブリエル・ロサド(米)のオファーを打診したが、ゴロフキンに負けていることを理由にオファーを断っている。

 ソーンダース陣営は、その後10月29日に開催を予定していたタイソン・フューリー(英)、ウラディミール・クリチコ(ウクライナ)のアンダーカードで初防衛戦が計画されていたが、急遽タイソン・フューリー陣営が試合のキャンセルを申し出中止となった。

2017年、ゴロフキン、カネロとの試合を希望

 ソーンダースをプロモートするフランク・ウォーレン氏は、2017年にWBO世界スーパーウェルター級王者・サウル・”カネロ”・アルバレス、ゲンナディ・ゴロフキンとの統一戦を望んでいるという。
 
 ゴロフキンが、ブルック戦で見せたパフォーマンスの影響か、ゴロフキン戦へ名乗りを上げる選手も多くなってきているのは事実である。ただ、ソーンダースとしては高額な報酬が約束され、勝てば一気に知名度が得られるカネロも最大のオプションだということに変わりはないだろう。
 
 ソーンダース陣営は、アンディ・リー戦の後、ゴロフキン陣営から米開催、300万ドルのオファーを受けるも、報酬面で難色を示し交渉は決裂。ゴロフキンがブルック戦で見せたパフォーマンスを見て、ゴロフキン戦へ意欲を示した感は十分考えられる。

 ゴロフキンは今、同級WBA正規王者・ダニエル・ジェイコブス(米)との交渉が進められ、2016年終盤ビッグマッチ実現の期待感が高まり目が離せない状況となっている。

(Via: ESPN

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