IBF世界スーパーフェザー級王者・ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)と、WBO世界ライト級王者・テリー・フラナガン(英)が交渉中であることが明らかになった。現地時間18日、ホセ・ペドラサをプロモートするルー・ディベラ氏は、2016年10月イングランドで開催することを目標に交渉中であると報じた。
 
 ルー・ディベラ氏は、Showtime(米・大手ケーブルTV局)スティーブン・エスピノーザ氏と、ホセ・ペドラサ、テリー・フラナガンの開催日程を決定するべく近く会談。現在、ホセ・ペドラサはIBF世界スーパーフェザー級の王座を保持してるが、WBO王者テリー・フラナガンとの対戦に興味を示しているという。

 現地時間21日ニューヨーク、ブルックリンにあるコニーアイランドで行なわれるエロール・スペンスJr.(米)、レオナルド・ブンドゥ(シエラレオネ)の記者会見上に現れたルー・ディベラ氏は囲みインタビューで「まだ確定したことは何も無いけど、我々はいくつかの会談を持った」と交渉を明かした。

 「これから、スティーブン・エスピノーザ氏と開催日程について議論しなければならない。そして、フラナガンをプロモートするフランク・ウォーレン氏とも開催日程を含め交渉を詰めていく必要がある。これはビッグマッチだよ。ペドラサは、この戦いを英国で受ける意向がある」。と語った。

 ホセ・ペドラサは、2016年4月ステファン・スミス(英)と対戦し12回3-0で勝利。次戦以降、WBC世界ライト級王者・フランシスコ・バルガス、ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)との統一戦を希望しその後、ライト級に階級を上げると表明していた。

Sponsor Link

マイキー、ツラティカニンへの挑戦が濃厚

 一方、マイキー・ガルシア(米)は、テリー・フラナガンを次戦のターゲットとし、世界挑戦を目論んでいたがルー・ディベラ氏によると、2016年秋にもWBC世界デシャン・ツラティカニン(モンテネグロ)への挑戦が濃厚だという。

将来的にWBO、WBC王座統一戦に

 マイキーは、フリー・エージェントの状態だが、仮にマイキー獲得に動く元ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(GBP)CEO 敏腕プロモーターのリチャード・シェーファー氏と契約した場合、シェーファー氏は、アル・ヘイモン氏とは良好な関係にある。ヘイモン氏傘下のホセ・ペドラサとのマッチメークには障害は無く実現可能だろう。

 仮にペドロサ、マイキーが順当に勝ち進めば、米国、対、プエルトリカンの構図。将来的に米国西海岸で王座統一戦の機運も高まるのは間違いない。

 もっとも、フラナガンが仮に勝利しても、米国進出を目論むフランク・ウォーレン陣営にとって、北米で高い人気・知名度が有る、マイキーと米国で王座統一戦が実現すれば、大きな価値が見いだせ条件は悪くないように思える。

 何れにせよ、Showtimeスティーブン・エスピノーサ氏が公言してるように王座統一戦は濃厚と考えていいだろう。

 一方、WBC世界ライト級休養王者・ホルヘ・リナレス(ベネズエラ)は、同級WBA王者・アンソニー・クロラ(英)へ挑戦。WBC(世界ボクシング評議会)はまだ正式に、WBC正規王者・デシャン・ツラティカニンとの王座統一戦は指令してない。

リナレスが勝ち進めば、ビッグマッチに

 仮に、ホルヘ・リナレスが勝ち進み、ツラティカニン、マイキーの勝者と王座統一戦が決まった場合、リナレスはキャリア最大の相手を迎えるといっても良い。

 リナレスはケビン・ミッチェル(英)に勝利してるが、ライト級で真の実力者との経験は無い。リナレスがクローラ戦をクリアすれば、次戦以降は真価が問われる試合となるだろう。

 ツラティカニンは知名度こそないが現ライト級では屈指の実力者である。フィジカルの強さ、パワーパンチはリナレスにとって脅威であり、ツラティカニンのようなタイプは最も危険な相手だろう。

 仮にマイキーと決まった場合、プロモーターの関係性も有るがファンにとって、興味深い一戦となる。何れにせよ、リナレスがクローラ戦をクリアすればキャリア最大のチャンスが得られることは間違いないだろう。

 ホセ・ペドラサもライト級にあげてくることが濃厚。米国では殆ど知名度は無いが、ライト級の実力者・リチャード・コミー(ガーナ)が、IBF世界ライト級王座決定戦で、ロバート・イースターJr.(米)と対戦することが決定。マイキーもライト級に正式に参戦を表明し、停滞気味だったライト級が活性化され楽しみな階級となってきそうだ。

関連記事

in44y

トップランクとの契約問題が解消したマイキー・ガルシア(米)。約2年半ぶりに北米のリングに登場し、エリオ・ロハス(ドミニカ共和国)との復帰戦をクリア。次戦、WBO世界ライト級王者・テリー・フラナガン(英)への挑戦を正式に表明したが、ここにきて一部メディアが、WBC世界ライト級王者・デシャン・ツラティカニン(モンテネグロ)への挑戦が合意したことを発表した。 …

ダニエル・ジェイコブス、モーラ再戦は9月9日に決定!

2015年8月米ニューヨーク・ブルックリンにあるバークレイズセンターで行われたWBA世界ミドル級タイトルマッチ、正規王者・ダニエル・ジェイコブス(米)、セルヒオ・モーラ(米)との再戦が、2016年9月9日米ペンシルバニア州レディングにあるサンタンデール・アリーナで開催されることが決定した。 …

(Via: The Ring