トップランクとの契約問題が解消したマイキー・ガルシア(米)。約2年半ぶりに北米のリングに登場し、エリオ・ロハス(ドミニカ共和国)との復帰戦をクリア。次戦、WBO世界ライト級王者・テリー・フラナガン(英)への挑戦を正式に表明したが、ここにきて一部メディアが、WBC世界ライト級王者・デシャン・ツラティカニン(モンテネグロ)への挑戦が合意したことを発表した。

 この報道を受けマイキーは最近、Showtime(米・大手ケーブルTV局)、有力選手の数多くを傘下に収めるアル・ヘイモン氏と次戦について会談。WBO世界ライト級王者・テリー・フラナガン(英)への挑戦を望むマイキーだが、会談の中でWBC世界ライト級王者・デシャン・ツラティカニンとのタイトルマッチのオファーがあったことを明かした。

 マイキーは会談の中で口頭ベースで、デシャン・ツラティカニンとの対戦に同意したが、「正式に署名したわけではない」と対戦合意報道を否定。マイキーが対戦を望むテリー・フラナガンは次戦、WBO(世界ボクシング機構)が同級ランキング1位フェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)の指名防衛戦を指令したが、ベルデホの怪我により一旦延期となっている。

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 また、2016年10月15日、新たに設立した「ライジング・スター・プロモーション」の初興行にマイキーの起用を考え、契約に乗り出している元GBP(ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ)CEO リチャード・シェーファー氏との契約についても否定している。

 マイキーは一連の流れから、テリー・フラナガンの今後の方針に着目しつつ、「ツラティカニンとの対戦も受ける」。と王者であれば誰とても戦うと強調。しかし、次戦にも世界挑戦と意欲を示すマイキーだが、トップコンテンダーではない。

 2年半もの間リングから遠ざかっているのにも関わらず、2戦目で世界挑戦が正式に決まればかなりの優遇だろう。もっともマイキーの人気を考えればTV局、プロモーターが躍起になるのも理解できる。ボクシングはビジネス面が強く1試合で大金が動く。
 
 世界ランキングとはいえ、認可団体、プロモーターの思惑があることは事実。指名戦は別として考えても、ランキング上位全ての選手に世界挑戦が約束されているわけではない。つまり、選手の人気・知名度が、最終決定権をもつTV局のマッチメークに大きく左右することを再認識する構図だと言える。

ベルデホ怪我で年内復帰は断念

 フェリックス・ベルデホは、現地時間2016年8月7日、サンフアン東部のリオグランデ付近をオートバイで走行中、追突事故を起こし病院に搬送。CTスキャンを受けた結果、頭部にも異常はなく幸い大事には至らなかったが、深い切り傷や、擦り傷があり治療の為、6日間の入院を余儀なくされた。

 フェリックス・ベルデホは次戦、マニー・パッキャオ(フィリピン)の復帰戦が行なわれる11月5日に出場する計画が進められていたが、怪我の影響で出場は断念。ベルデホのマネージャーは2016年内は、怪我の完全回復に務めると発表している。

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(Via: boxingscene