PBCの陣頭指揮を執るアル・ヘイモン傘下の選手が3団体に王者に就くフェザー級戦線。レオ・サンタ・クルス(メキシコ)とのビッグマッチを制したWBA世界フェザー級王者・カール・フランプトン(英国)は、2017年にIBF世界フェザー級王者・リー・セルビー(英)との統一戦を希望していることを明かした。
 
 カール・フランプトンは、「統一戦は、来年、春頃か夏頃には必要になりそうだね。この戦いはスタジアム開催となる。英国人同士による王座統一戦だからね。この戦いはベルファストにあるウィンザー・パーク・スタジアムで行いたいと思っている。

 彼(リー・セルビー)は、IBF世界フェザー級の王者で防衛戦もこなしているけど、試合となれば、私がAサイドとなるよ。サンタ・クルスにも勝利したし、チケット・セールスに関しても自信がある。彼は英国の中で優れたボクサーだけど、フェザー級では私のほうが優れているよ」。と語っている。

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 Showtime(米大手ケーブルTV局)スティーブン・エスピノーザ氏は、「フェザー級全ての王者は、非公式の統一王座トーナメントを行う。勿論、WBC世界フェザー級王者・ゲイリー・ラッセルJr.(米)、IBF世界フェザー級王者・リー・セルビー(英)もエントリーし、近い将来に統一戦が行なわれるだろう。

 もし、WBA世界フェザー級正規王者・ヘスス・クエジャール(アルゼンチン)、アブネル・マレス(メキシコ)の試合が行われれば、フランプトン、サンタ・クルス戦の勝者と統一戦を行うことになる」。と2017年統一戦の計画があることを明らかにしている。

 ヘスス・クエジャールとアブネル・マレスは、2016年6月25日米ニューヨーク、ブルックリンにあるバークレイズ・センターでサーマン、ポーターのアンダーカードで行なわれる予定だったが、アブネル・マレスが予備検診で視力低下の指摘を受け、試合出場が出来なくなり仕切り直しとなっている。

再びチャンスを与えられたアブネル・マレス

 アブネル・マレスは、2015年8月29日米カリフォルニア州ロサンゼルスにあるステイプルズ・センターで、レオ・サンタ・クルス(メキシコ)と対戦し12回0-2の判定負け。サンタ・クルスとの再戦を望んでいた。
 
 フェザー級へ進出し実力者との対峙はほぼ無いと言って良いが、サンタ・クルスとの試合では日本円で約1億5200万円の高額報酬を受け取っている。軽量級としては異例の高額報酬だが、ロサンゼルスをベースにするマレスは人気、知名度も高く観客動員力も高い。プロモーター、関係者からの期待値が高いのが伺える。

 ヘスス・クエジャールとの試合は公式アナウンスとなってないが、10月15日に行なわれると報じているメディアもあるが、アブネル・マレスの視力問題もあり、現時点では試合が行なわれるかは不透明な状況である。

 もっとも、試合が決まれば、マレスにとってヘスス・クエジャールとの試合は、タレントが揃うフェザー級での生き残りをかけた試合となることは間違いない。

 仮にマレスに勝利すれば、将来的にWBA世界フェザー級王者・カール・フランプトン、レオ・サンタ・クルスの勝者とのビッグマッチへ進む事が出来る。何れにせよ、2017年タレントが揃うフェザー級、王座統一戦やビッグマッチの期待感は高まってきそうだ。

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(Via: boxingscene