以前、クロフォードとの対戦同意報道。果たしてどこまでが本当なのだろうか。8月3日マニー・パッキャオ(フィリピン)のマネージャーを務めるマイケル・コンツ氏が、パッキャオの復帰戦の相手としてWBO世界ウェルター級王者・ジェシー・バルガス(米)を計画していることを明かした。

 マイケル・コンツ氏は、米紙ロサンゼルス・タイムズに対して、「今、マニーは引退するタイミングではない。彼の血にはボクシングの血が流れている。彼のトレーニング、試合は驚くことばかりだ」と話している。
 
 コンツ氏は、パッキャオをプロモートするトップランク(米・大手ボクシングプロモーター)ボブ・アラム氏とともに9日、フィリピンへ飛び現地時間10日マニー・パッキャオと会談を予定。

 会談では開催地について検討すると話しており、対戦相手選びは既に完了していると明言。開催地については、米ネバタ州ラスベガス、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイでの開催を目指す方針であることを明らかにした。

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 また、コンツ氏はパッキャオの対戦候補として挙がっているWBO世界スーパーライト級王者・テレンス・クロフォード(米)については対戦候補から除外したと述べている。「私は、クロフォードのスタイルが好きではない。彼のスタイルとマニーにスタイルは合わないと思う。

 8月10日の会談の議題は、開催地の検討であり対戦者選びを議論する場では無い。対戦者選びについては既に議論は終わり答えがでている。」と話している。

 一方、最近「ヘイモンになる」とソーシャル・メディアTwitterを開始したトップランク ボブ・アラム氏は、「マニラ行きのフライトを予約した。マニーと会えることを楽しみにしてる。

 勿論、会談ではマニーの復帰戦について話し合う。11月5日に計画している復帰戦には、ジェシー・バルガス、テレンス・クロフォードが最終候補。復帰線はビッグマッチになる。

 誰もがマニーの復帰を願っている。マニーが4月に戦ったティモシー・ブラッドリーとの試合も素晴らしい試合だった。」と話している。

引退ではなく休養だったのか?!

 マニー・パッキャオはティモシー・ブラッドリー戦後に正式に引退を表明。引退をしたパッキャオだが米・メディアの殆どはパッキャオは早い段階で復帰してくると見ていた。

 2016年4月の引退試合の対戦相手について大方は、テレンス・クロフォードからティモシー・ブラッドリーにスライドされた理由は、復帰戦を見越してティモシー・ブラッドリーを選択したとの見解を示している。

 パッキャオの復帰についてはソーシャル・メディアをはじめ、米メディアでも様々な情報がでて、パッキャオの復帰戦についてはTV局側も大筋合意していると見解を示しているメディアもある。

メイウェザーとのリマッチへ向けて始動

 もし、パッキャオの復帰戦が本当であればファンとしては嬉しいことに変わりはないが、ファンが本当に求めているのは次期スターの誕生である。しかし、ファンの希望とは裏腹にプロモーター、TV局はビッグ・マネーが動く、フロイド・メイウェザーJr.(米)との再戦へ動くのではないだろうか。

 復帰戦でジェシー・バルガスを選択した理由は、調整試合を挟みたいということだろう。ジェシー・バルガスはティモシー・ブラッドリー、サダム・アリと戦っているとは言え知名度は今ひとつ。パッキャオ復帰戦で多少の注目は浴びるだろうが、アラム氏が言うようにビッグマッチとは言い難い。

 ベガスで開催しても興行的にはティモシー・ブラッドリー3か、それ以下となる可能性もあり興行的には苦戦を強いられる。しかし、後にメイウェザーとの再戦が実現すれば帳消しになるだろう。

  実力、キャリアを考えればテレンス・クロフォードよりパッキャオが上。しかし、その先にフロイド・メイウェザーJr.との再戦を考えるとクロフォードはリスキーな相手。今後どうなるか分からないが、復帰戦が決まれば早い段階でフロイド・メイウェザーJr.との再戦の話題が上がるのは間違いない。初戦のお祭り騒ぎにはならないが、注目を浴びる一戦になるだろう。

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(Via: latimes