7月20日大阪にあるエディオン・アリーナ大阪で開催されたIBF世界スーパーバンタム級王座決定戦で、ランキング1位の和氣慎吾(古口)を11回TKOで下し、新王者となったジョナサン・グスマン(ドミニカ共和国)にとって幸せもつかのま悲劇に襲われた。

 ジョナサン・グスマンは米国マイアミ経由で故郷ドミニカへ帰国。サントドミンコ空港で20日の試合で獲得した報酬7万ドル(日本円で約735万円)が入ったスーツケースを盗まれたという。グスマンは米国へ入国の際、関税で日本で得た報酬の申告をしトラブルなくマイアミ空港を出発。故郷サントドミンコ空港を目指した。

 サントドミンコ空港に到着した新チャンピオンは、家族、友人、大勢のファンに迎えられ祝福された。しかし、喜びもつかのま報酬が入っていたスーツケースを盗まれたと話している。

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 グスマンは20日、和氣慎吾と争われたIBF世界スーパーバンタム級王座を決定戦で、9万ドル(日本円で約945万円)の報酬を獲得。およそ2万ドルがグスマンのプロモーターに支払われている。

 グスマンは20日試合後、23日に渡米し初防衛戦となる対戦相手を視察。コネチカット州フォックス・ウッズ・リゾート アンド カジノで開催されたWBA中南米スーパーバンタム級タイトルマッチ、アダム・ロペス(米)、ローマン・ルーベン・レイノソ(亜)戦を現地で観戦した。

 グスマン陣営はこの試合の勝者と初防衛戦を計画していたが、試合は10回引き分けとなっている。グスマンをプロモートするサンプソン・リューコーイッツ氏は「グスマンはスーパーバンタム級王座統一戦を望んでいる」と語っている。
 
 また、サンプソン・リューコーイッツ氏は、和氣慎吾との試合で日本人スタッフの丁寧な接客応対に感銘を受けリップ・サービスもあるが「和氣が再戦を望むなら受けたい」と再戦を望めば受けて立つことを示している。

 グスマンは和氣慎吾に完勝し、念願であったベルトを獲得。早くも初防衛戦に備え現地視察を終え故郷ドミニカに帰国し待っていたのは悲劇だった。

(Via:boxingscene