2016年6月WBO世界スーパーフェザー級王者・ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)は世界最短で2階級制覇を達成。ローマン・マルチネス(プエルトリコ)と対戦し、センセーショナルなKO劇で沈めた。米・ボクシング専門誌リングマガジンによると、ワシル・ロマチェンコの次戦はオルランド・サリド(メキシコ)との再戦が濃厚だという。

 ロマチェンコをプロモートするトップランク(米・ボクシングプロモーター) ボブ・アラム氏は、「ロマチェンコの次戦は、10月にサリドとの再戦を考えている」とサリドとの再戦を計画。10月、米・カリフォルニア州カーソンにあるスタブハブ・センターでの開催を計画していることを明かしている。

 7月ロマチェンコは正式にWBO世界フェザー級王座を返上。スーパーフェザー級に留まることを発表している。マルチネスをセンセーショナルなKO劇で破ったロマチェンコは「階級で最強を証明したい」と他団体王者との統一戦を行いたい意向であることを示していた。

Sponsor Link

バルガス、サリドは延期が濃厚か!?

 WBC世界スーパーフェザー級王者・フランシスコ・バルガス(メキシコ)、オルランド・サリドの試合はドロー判定。この試合は年間最高試合の呼び声も高く再戦の期待感は高まっているが、ダイレクト・リマッチとはならない見方が強い。

 バルガスは、三浦隆司、オルランド・サリドと2戦連続でのハードなマッチメークをしダメージも大きく、バルガス陣営はサリドとのリマッチは2017年以降に行いたい意向を示している。

 サリドとの再戦の期待が高まるが、バルガス陣営としては休養をとり調整試合を1試合挟みたいのが本音。バルガスにドロー判定となったサリドだが、好戦的選手でありマーケット需要は依然高い。

ロマチェンコ、サリドの再戦はタイミングとしては今が最適

 サリド陣営からすれば、マルチネスをセンセーショナルなKO劇で破りスーパーフェザー級に参戦し注目を浴びるロマチェンコとの再戦は望むところ。プロモーター、TV局もマッチメークには最適なタイミングと言える。

 一方は年間最高試合候補筆頭の試合を演じ、一方はセンセーショナルなKO劇でファンを魅了。トップランク興行となれば、HBO(米・最大手ケーブルTV局)が中継。HBOとしてもマッチメークし易く注目度の高い対戦カードと言える

 試合が正式に決まればプロ僅か2戦目でサリドと戦い敗戦したロマチェンコがどうサリドを攻略するか興味深い再戦となりそうだ。

関連記事:
サリド、バルガス再戦は暗礁、ロマチェンコとの再戦を希望した!

(Via:boxingscene