ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(GBP)CEO オスカー・デ・ラ・ホーヤ氏は現地時間18日、開催地が未定となっていた2016年9月17日に行われるWBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ。王者・リアム・スミス(英)、対、サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)の一戦をテキサス州アーリントンにあるAT&Tスタジアム(カウボーイズ・スタジアム)で行うことを正式に発表した。

 米西海岸で絶大な支持を得るカネロは、第2のホームとも言えるテキサス州アーリントンにあるAT&Tスタジアムでリアム・スミスへ挑戦する。オスカー・デ・ラ・ホーヤ氏は「テキサスはカネロを愛している。カネロもテキサスを愛しているんだ。この戦いをAT&Tスタジアムで実現することはそう難しく無かった。

 彼はファンの為に年に1度テキサスで試合を行うことを望んでいる」。と述べている。テキサス州はヒスパニックの人口率も高くメキシコにも近い。試合はメキシコの独立記念日に当たる週末に開催。ヒスパニック層が多く居住するテキサス州アーリントンにあるAT&Tスタジアムは最適な会場と言える。

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 もっとも、当初はネバタ州ラスベガスにあるMGMグランド・ガーデン・アリーナ、T-モバイルアリーナでの開催も検討されていた。Tモバイル・アリーナはおよそ2万人を収容可能。AT&Tスタジアム収容人数はおよそ8万人、T-モバイル・アリーナの約4倍の規模だ。

興行観点から有利なAT&Tスタジアム

 チケットのレンジは40,50,85,100,200,300,500,750ドル、最安値のシートは40ドルだ。8万人を収容できるAT&Tスタジアムは、より多くの観客に対し安値でシートを開放できる。AT&Tスタジアムがあるテキサス州という地理からしてもメキシコのファンも大勢呼び込め、ゲート収益を見込め合理的である。

 カネロの今までの観客動員記録からMGMグランド・ガーデン・アリーナ、T-モバイル・アリーナといったラスベガスの聖地でも問題はない。しかし、今回、米国では知名度が低いリアム・スミスが相手。話題性、興行収益観点から、GBPサイドがベガスではなくAT&Tスタジアムを選択したのも納得できる。

 開催地のオファーをしたAT&Tスタジアムのオーナー、ジェリー・ジョーンズ氏は、「AT&Tスタジアムは、カネロ、スミスのようなビッグ・イベントを開催する為に建設されました。AT&Tスタジアムで、カネロ・アルバレスが試合をすることは、米・テキサス州のファンだけでなく、世界中のボクシング・ファンもスリルを味わうことになる」。と興奮を隠せない様子だ。

 オスカー・デ・ラ・ホーヤ氏、ジェリー・ジョーンズ氏は、イベント収益の一部を7日、米・テキサス州ダラスで警官5人が死亡、7人が負傷した銃撃事件の犠牲者のコミュニティに寄付することを発表している。

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(Via:ESPN