WBC世界スーパーフェザー級王者・フランシスコ・バルガス(メキシコ)の次戦を2016年11月〜12月に計画していることをバルガスのマネージャーを務めるラルフ・エディア氏が明らかにした。

 「ファンが知っているとおり、2016年、バルガスは、オルランド・サリドとの試合が年間最高試合に選出することが濃厚。我々は、2015年11月に三浦隆司とスリリングで劇的な試合で、年間最高試合を受賞したことは記憶に新しい。

 今、バルガスは休息をとっている。サリドとの試合は激闘でカットもしたしね。怪我の経過次第になるけど復帰戦は11月か12月に考えている。サリドとの再戦については無視できないけど、サリドとの再戦については2017年以降で計画している」と、サリドとの即時リマッチの可能性も除外しなかった。

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 「個人的には、三浦、サリドの試合に興味があるんだ。パンチの応酬になるだろうし見たい試合だ。勿論、サリド、三浦との再戦もビッグマッチだよ。これは提案だけど、三浦とサリドが戦い、勝者とバルガスが試合を行うのはどうかな」と語った。

ロマチェンコの参戦で大きくかわったSF級戦線

 フランシスコ・バルガスは、2016年6月4日米・カリフォルニア州カーソンにあるスタブハブ・センターで、オルランド・サリドと対戦し12回1-0のドロー勝ちを収め初防衛に成功した。この試合は、米・ボクシングメディアをはじめ、「2016年間最高試合の候補だ」との声が多く挙がり、再戦を望む声も多い。

 スーパーフェザー級戦線はワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が参戦、内山高志が王座から陥落、ハビエル・フォルトゥナがジェイソン・ソーサに敗戦し王座から陥落とあまり動きが無かったスーパーフェザー級トップ戦線の構図が大きく変わった。

 バルガスは、三浦、サリドと2戦連続でハードなマッチメークをし蓄積されたダメージは大きい。三浦、サリドとのリマッチはプロモーター、TV局の意向もあるがバルガス陣営としては休息を取りたい所が本音。一方、サリドはバルガスに敗戦したがローマン、マルチネス、ターサク・ゴーキャットジムと好試合を演出。今後もBサイドではあるがマーケット需要は大きいと考えて良いだろう。

ロマチェンコが鍵か?!

image source to:The Ring

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 サリドは、ワシル・ロマチェンコとの再戦が囁かれている。ロマチェンコは、スーパーフェザー級に留まる見通しだが、IBF世界スーパーフェザー級王者・ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)らとの統一戦を望んでいることから、現時点では次戦以降でサリドとの再戦が行なわれるかは不透明だ。

 プロモーターが今後どのようなストーリーを考えているかは不明だが、2016年内に三浦隆司、オルランド・サリドがフランシスコ・バルガスへの再戦の挑戦権を掛け戦い、2017年に勝者とバルガスが試合を行っても面白そうだ。何れにしても、ロマチェンコがスーパーフェザー級に留まるか否かで、今後の統一戦の動向も大きく変わりそうだ。

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(Via: boxingscene