WBC世界フライ級王者・ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)のマネージャーを務めるカルロス・ブランドン氏は、ゴンサレスの対戦候補としてWBC世界スーパーフライ級王者・カルロス・クラドラス(メキシコ)を挙げた。カルロス・ブランドン氏は、一部報道でゴンサレス、クアドラスの対戦交渉が行われた件を否定している。

 「ローマンのチームは、カルロス・クアドラスとの対戦を望んでいるが、まだ交渉は行われていない。対戦相手、開催日程、何ひとつ確認できていない状況なんだ。ただ、クアドラスが最大のオプションだということに変わりはない。

 対戦相手がメキシカンのカルロス・クアドラスとなれば開催地は、ロサンゼルスの可能性もあるけどラスベガスになると思う。」とカルロス・ブランドン氏は、クラドラスとの対戦交渉を否定した。

 海外メディアによると、カルロス、クアドラスの一戦はメキシコの独立記念日の前日に当たる2016年9月17日、24日。開催地については、米・ロサンゼルス、ラスベガスが候補だと報じている。

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 一方、カルロス・クアドラス陣営は、ローマン・ゴンサレスとの対戦交渉が進み近々、クアドラス、ゴンサレスをプロモートする帝拳プロモーションズ・本田会長と報酬に関して会談の場を設ける予定であると語っていた。

今後はスーパーフライ級戦線への参戦も

image source to:The Ring

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 ゴンサレス陣営は「115パウンドへ階級をアップする。フライ級に留まるとは思えない」とスーパーフライ級(115パウンド)戦線への参戦を示唆している。
 
 今後、スーパーフライ級へ本格参戦するかは不透明感が強いが、ゴンサレス陣営はWBC(世界ボクシング評議会)へ、2階級の王座保持について可能か問い合わせを実施。WBCは正式な申請があれば承認する方針を示していることから、フライ級での統一戦も視野に入れながら、スーパーフライ級へ階級を上げても何ら不思議ではない。

鍵を握るのはHBO

 フライ級では、WBA・WBO世界フライ級王者・フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)との統一戦が持ち上がるが、ゴンサレス陣営が多額の報酬を要求していることも有り、2016年内の実現は難しいと思われる。もっともエストラーダもスーパーフライ級参戦を示唆していることもあり、両雄の対決はスーパーフライ級に持ち越される可能性は大きい。

 ゴンサレスは、カルロス・クアドラスの他、IBF世界フライ級王者・ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)、ファン・エルナンデス(メキシコ)、井上尚弥(大橋)と挙がっている。日本開催を除き現段階で米国で井上尚弥と対戦する可能性は限りなく低いだろう。

 フライ級であれば、アムナット・ルエンロン(タイ)を下したジョンリエル・カシメロが考えられるが、米国開催であればマッチメークの鍵を握るのはHBO(米・最大手ケーブルTV局)。ゴンサレスの次戦はネーム・バリューは勿論のこと、高水準の相手が求められるだろう。

 開催日程も決まっていない状況だが、9月17日開催であればサウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)の試合が、ラスベガスで計画されていることから、セミ・ファイナルでの起用も多いに考えられそうだ。

(Via:boxingscene