WBA(世界ボクシング協会)ヒルベルト・メンドサJr.会長は次戦以降、WBA世界ウェルター級正規王者と、暫定王者の王座統一戦を義務付けることを発表した。
 
 WBAは、米国現地時間2016年5月28日アリゾナ州グレンデールで行われるWBA世界ウェルター級暫定タイトルマッチ、暫定王者・デビッド・アバネシャン(露)と挑戦者・シェーン・モズリー(米)の勝者に対し次戦、WBA世界ウェルター級正規王者・キース・サーマン(米)、挑戦者・ショーン・ポーター(米)の勝者との対戦を義務付けることを発表した。

 WBA世界ウェルター級正規王者・キース・サーマンは、米国現地時間2016年6月25日ニューヨーク、ブルックリンにあるバークレイズ・センターで、ショーン・ポーターと6度目の防衛戦を行う。WBAヒルベルト・メンドサJr.会長は、「王者は1人にする」と宣言しており、今回の指名戦もその一環だろう。

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 WBAは、長きに渡りスーパー王者、正規王者・暫定王者・休養王者と王者を乱立。多くのボクサーにチャンスを与える為と説明しているが、「承認料稼ぎ、王者の権威が薄れる」と批判は大きく、WBAが提案しているヘビー級トーナメント、スーパー王者、正規王者の王座統一戦は、批判を受けての対応処置と言えるだろう。

 イレギュラーであるがWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(ワタナベ)、暫定王者・ジョスレル・コラレス(パナマ)の王座統一戦は実現していることから、発言〜行動までは一定の評価はでき、今後の王座統一戦にも少なからず期待が持てる。

 WBAは、何れもまだ交渉段階に入ってないが、バンタム級ではマクドネル、パヤノの王座統一戦。ゴロフキン、カネロとのメガマッチが事実上延期となったミドル級では、WBA・WBC・IBF世界ミドル級統一王者・ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)、同級WBA正規王者・ダニエル・ジェイコブス(米)の王座統一戦を義務付けている。ジェイコブスは、TV局の問題も有り実現のハードルは高いが、こういった試合こそ認可団体の働きかけが欲しいところだ。

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(Via: boxingscene