マッチルーム・プロモーション(英・ボクシングプロモーター)エディ・ハーン氏は、現地時間4月24日の週に、米・ニューヨークで、トップランク(米・大手ボクシングプロモーター)カール・モレッティ氏と、昼食を交え会談した。2016年夏に計画するウェルター級のビッグ・マッチについて、お互いのプロモートする選手、IBF世界ウェルター級王者・ケル・ブルック(英)、WBO世界ウェルター級王者・ジェシー・バルガス(米)、ティモシー・ブラッドリー(米)らの名を挙げ協議した。
 
 エディ・ハーン氏は、IBF世界ウェルター級王者・ケル・ブルックのビッグ・マッチ実現に向け「ティモシー・ブラッドリー、ジェシー・バルガスと戦う準備がある」と述べ、7月、8月にも実現したい意向を示した。カール・モレッティ氏は、ブラッドリーは、4月9日にマニー・パッキャオ(フィリピン)と戦ったばかり、時期相応だと述べたが、ケル・ブルック、ジェシー・バルガスの統一戦の提案について興味を示し、交渉に応じる構え見せている。
  
 エディ・ハーン氏は、「ブルックの次戦に大きな試合を用意したいんだ。我々は、試合を英国で行おうと考えている。バルガスがブルックとの試合を望み英国に来るであれば、我々は多くの報酬を準備できる。ブルック、バルガスの王座統一戦は、多くのファンが興味をもつと思う。」と、ブルック、バルガスのマッチメークに意欲を示している。

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 ジェシー・バルガスは、統一戦の話を受けブルックとの統一戦に意欲を示すも米国開催を希望。英国開催であれば受けない姿勢を示している。「彼(ブルック)が米国へ来て戦った試合は公正に判断されたと思っている。ただ、私が英国で戦うことを決めて英国で戦った場合、彼らは私をフェアに扱わないと感じているんだ。」

 ケル・ブルックは、フロイド・メイウェザーJr.(米)、マニー・パッキャオ(フィリピン)を抜きに考えれば、ウェルター級で一歩突出してる選手。実力も有り長期政権が確実視されている。エディ・ハーン氏率いるマッチルーム・プロモーションに所属。英国では、知名度・人気も高く看板選手と言える。

 ”The Special One”の異名をもつブルックは、パンチは鋭角的でパワーが有り高い水準の戦術を持ち、試合運びも上手く試合の主導権を握る力に長け総合力も高く、”The Special One”の異名にも納得できる。ただ、ショーン・ポーターと米国で戦ったとは言え、米国での知名度は殆どないと言っていいだろう。

 他団体WBA(世界ボクシング協会)では、アル・ヘイモン氏が手掛けるPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)では、2016年6月にキース・サーマン(米)、ショーン・ポーター(米)が決定。エディ・ハーン、ヘイモンとの関係性、TV局との兼ね合いもあるが、アミール・カーンとのビッグ・マッチ実現が遠のいた今、主戦場を一時的に米国へ移しジェシー・バルガスとの統一戦、ティモシー・ブラッドリーとのビッグマッチへ路線へ移しても悪くないように思える。

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(Via: ESPN