高額報酬を掲げるも実は財政難だったWBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)、本当にゾラニ・テテが負傷していたかは疑問だが・・・。WBSS準決勝に出場が決まっていたが怪我で離脱を余儀なくされていたWBO世界バンタム級王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)/31戦28勝21KO3敗(1KO)は、WBO(世界ボクシング機構)から暫定王座ジョン・リエル・カシメロ(フィリピン)/32戦28勝(19KO)4敗(1KO)と王座統一戦を命じられている。

 交渉がまとまらない場合、9月14日に興行権の入札が行われる。最低入札額は10万ドル(約1069万円)で、テテが75%、カシメロが25%の報酬を受取る。仮に、カシメロの母国フィリピン開催になった場合、テテが80%、カシメロが20%と報酬分配率はさらにテテ有利に動く。

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image source to:The Ring

 メキシコの独立記念日の週に米ラスベガスを訪れる予定のWBOパコ・バルカルセル会長は「テテはリングに復帰する準備ができている。彼はカシメロと王座統一戦を行う必要がある」。とコメント。交渉が合意に達しない場合、興行権の入札はラスベガスにあるMGMグランドガーデンのロビーで行われる。


 ライトフライ、フライ級と2階級を制覇したカシメロ。2019年4月テテが怪我のため防衛できないことを受けWBOが設置した暫定王座決定戦を、リカルド・エスピノサと争い12回KO勝ちで暫定王座を獲得。8月、WBO同級10位セサール・ラミレス(メキシコ)と対戦して10回KO勝ち、現在はMPプロモーションズを主宰するマニー・パッキャオ(フィリピン)がプロモートしている。

 一方、WBSS準決勝でノニト・ドネアと戦う予定だったテテ。約11ヶ月以上リングから離れており、このまま防衛戦を行わないとWBOの規定により王座剥奪の可能性もある。テテは英国を本拠地に置く老舗プロモーターのフランク・ウォーレン氏がプロモート。マーケット規模の大きい英国で打ち出されるビッグ・ファイトのアンダーカードが理想。交渉は条件面で英国開催にもっていけるかどうかがキーポイントになりそうだ。

(Via:boxingscene

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