【結果】カレブ・プラント対カレブ・トゥルアックス次戦の行方は

 IBF世界スーパーミドル級王者カレブ・プラント(米)がカレブ・トゥルアックス(米)と対戦し3−0(120−108 3者)大差判定勝ち。スピードと距離を使いトゥルアックスを全く寄せ付けなかった。そうそうにIBF(国際ボクシング連盟)の指名戦を片付けたプラントはカネロとのビッグ・ファイトに駒を進めた。

 勝ったブラントは、21戦全勝12KO。負けたトゥルアックスは39戦31勝19KO5敗2KO2NCとした。

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プラントはビッグ・ファイト前のサビ落とし

カレブ・プラント
国籍:米国

年齢 28歳
身長 185cm
リーチ 188cm
スーパーミドル級

IBF世界スーパーミドル級王者
米リング誌 2位
ESPN 2位

プロ戦績:20戦全勝12KO
アマチュア戦績:97勝20敗
2011年ゴールデングローブ 銀メダル

 9月カネロ戦前の前哨戦だろう。そのまえに面倒なIBF(国際ボクシング連盟)の指名戦を片付けておく必要がある。カネロ戦については、「カネロはサンダース、プラントが標的2021年4団体制覇が目標」こちらの記事をよんでほしい。

 カネロがフリー・エージェントになり、2020年12月19日挙行に向け、対戦交渉がもちあがったが決裂した。米Athletic社によれば、プラント陣営と契約するアル・ヘイモン氏は、5週間のトレーニング期間でカネロ戦に臨むのはリスキーと判断したという。ヘイモンはカネロと2戦契約を提案したと報じている。

 オッズは14−1、プラントが圧倒的有利。IBF指名戦としてミスマッチ感はあるが、プラントは直近から13ヶ月が経過。カネロ戦前のチューン・アップ戦としては最適な相手と言える。ミドル級でダニエル・ジェイコブス(米)に敗戦。スーパーミドル級でアンソニー・ディレル(米)に負け、ジェームス・デゲールに2戦1勝1敗、ピーター・クイリン(米)戦は無判定試合におわっている。

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トゥルアックスはラスト・チャンス

カレブ・トゥルアックス
国籍 米国

年齢 37歳
身長 185cm
リーチ 191cm
スーパーミドル級

元IBF世界スーパーミドル級王者

米リング誌 6位
ESPN 10位

プロ戦績:38戦31勝19KO4敗(2KO)2NC

 「37歳、後に世界タイトルマッチができるかわからない。これが最後のチャンスだと思ってトレーニング・キャンプにも臨んだ」。

 アンダードッグのトゥルアックスは、2度目の番狂わせを起こせるだろうか。2017年12月ジェームス・デゲール(英)戦で下馬評25−1と完全不利だったが、判定勝ちし番狂わせを起こしている。

プラント対トゥルアックス

 オッズが示すとおりだった。スキルに定評があるIBF王者カレブ・プラント(米)がカレブ・トゥルアックスに3−0(120−108 3者)大差判定勝ちを収めた。

https://twitter.com/in44y1/statuses/1355789950034223105

 主導権を握っていたのはプラントだった。スナップを効かせたジャブ、クイックなフックと多彩な左、スピード、フットワークで完全に試合を支配した。「乱打戦にもちこみたかったけど彼をとらえることができなかった。彼が速いことは分かっていたけど想定を上回っていた」。

 試合後、トゥルアックスが語ったようにプラントは優れたジャブ、スピード、フットワークを駆使。打ち終わりもスペースを確保。攻防の切り替えも速く反撃を許さなかった。トゥルアックスは、接近戦に持ち込みたかったが、スピード、足が速いプラントを捕まえるのは容易ではなかった。

 「序盤で手を痛めて躊躇してしまったけど今夜のパフォーマンスには満足している。トゥルアックスは殆ど触れることもできなかったしね」。
 試合後のプラントのコメント通りスマートだったことは間違いないが、37歳と全盛期を過ぎたトゥルアックスにあれだけのパンチをヒットさせたのにも関わらず効かせるシーンを見せれなかったのはマイナスだった。

 見せ場は、2ラウンド後半、速いコンビネーションを繋ぎ叩きこみトゥルアックスを一瞬止まらせた瞬間だけだった。プラントは、ロープ・エスケープもうまいし、ムービン・センスもあるが、クロスレンジでトゥルアックスの右クロス、コーナーでアッパーを不用意にもらうなど改善すべきところも浮き彫りになっている。

参照 :twitter:CompuBox

 上記がCompuBoxのパンチ・スタッツの統計。プラントはトータルで581発中、179発が的中(31%)、一方、トゥルアックスは389発中、47発が的中(12%)だった。データからも分かるとおり、いかにプラントが攻めさせない状況を作ったがはっきりわかる。

 ラウンド毎を見てもプラントが数十発コネクトしてるのに対し、トゥルアックスは僅か数発しかコネクトできなかった。

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プラントは次戦カネロ戦か

 サビ落としを終えたプラント。IBF指名戦を終わらせたことにより2021年は指名戦の義務はない。カネロが2月、5月と勝ち続ければ、残るパズルの最後のピースとなるIBF王者プラント戦に臨むことは間違いない。

 プラントと契約するPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)もカネロとのメガ・ファイト構想を描いているだろう。だが、万が一カネロが2月、5月の試合を落とせば消滅する可能性はある。陣営は、デビッド・ベナビデス(米)戦をプランBとして用意しているだろう。カネロの次戦については、「カネロ5月BJサンダース戦が合意2021年内4団体統一を目指す」こちらの記事を読んでほしい。

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