カシメロ戦中止ポール・バトラーがアグベコ戦を辞退した理由は何なのか

 混沌とするWBOバンタム級タイトル。ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が計量欠席でバトラーがジョセフ・アグベコと対戦することが決まったかのようにみえたが急遽、試合中止が決まった。ポール・バトラーが辞退した理由は何だったのか。

 直近の記事は、「カシメロWBO王座剥奪か井上尚弥との統一戦は白紙か」を読んでほしい。

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ポール・バトラー辞退か

 興行を主催するプロベラム社は中止を発表。理由は発表されていないが、バトラー陣営が辞退に動いた可能性は否定できない。

 ジョンリエル・カシメロが公式計量に姿をみせずカードは消滅。代役はジョセフ・アグベコが務めることが決まり、WBO(世界ボクシング機構)は暫定タイトルを設置。トントン拍子にことが進んだが土壇場で中止が決まったのである。

 カシメロはWBO王座剥奪の危機に瀕している。計量に姿をみせなかったカシメロは救急搬送されたという。WBOは、カシメロ陣営からドバイにある病院へ搬送された一方を受信。

 米ボクシング・シーンによれば、ウィルス性胃腸炎で入院したという。だが、カシメロは減量苦が伝えられていてカモフラージュの可能性も否定できない。

 WBOはカシメロの王座はそのまま。カシメロ陣営に医療記録を提出する要請。医学的根拠を証明できない場合、王座剥奪は免れない。

 前回までの記事は、
「カシメロWBO王座剥奪か井上尚弥との統一戦は白紙か」
こちらを読んでほしい。

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バトラーが辞退した理由は

 「ポールは世界タイトルでなければリングにあがらないと言っている。我々は暫定タイトルに興味はない」。

 米リング誌のインタビューでポール・バトラーのトレーナーであるギャラガー氏はこう述べていた。

 理由は、明らかになってないが、ポール・バトラー陣営が王座挑戦が消滅したことで辞退した可能性は考えられる。もっとも、状況を考えればバトラーが辞退したとしても仕方がない。

 WBOは、暫定タイトル設置に動いたが相手は峠を過ぎたロートル、ジョセフ・アグベコ(ガーナ)。興行権が安く買い叩かれた挙げ句、カシメロが計量欠席でタイトル挑戦が消滅。モチベーションが消失した可能性はある。

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WBOタイトルはどうなるのか

 暫定タイトルは中止が決定。IBF・WBA統一王者井上尚弥がターゲットとするWBOタイトルの行方は、WBOがカシメロを例外として認められるかどうかで大きく変わってくる。

 カシメロが王座剥奪になった場合、ランキング1位ポール・バトラー(英)は王座決定戦出場が濃厚。2位ラウシー・ウォーレン(米)、3位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)、4位ジョナス・スルタン(フィリピン)と続く。

 バトラーはリチャード・シェイファー傘下。2位ウォーレンはシェイファーとビジネス・パートナーであるPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)傘下で纏めやすいカードだが、北米で話題になるカードとは言えない。

 カシメロのタイトルは剥奪が濃厚。WBOが例外として認める可能性は極めて低そうだが。

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