フューリーがコロナ感染ワイルダー再戦は10月に延期に

 フューリー陣営を含め複数の関係者が新型コロナウイルス(COVID−19)の検査で陽性反応を示したことで、フューリーの感染疑いがあり延期は避けられない見方が強かったその後、フューリーが新型コロナウイルスで陽性反応。デオンテイ・ワイルダー(米)との再戦は延期。日程は10月9日が有力と伝えられている。

 米国はワクチン接種が進みコロナの規制は解除され通常の生活に戻りつつあるが、地域によってはデルタ株の感染拡大もみられコロナの脅威は消えたわけではなく、興行規模が大きいイベントほど与えるインパクトが大きいことが浮き彫りとなった。

Sponsor Link


Sponsor Link

フューリーはイギリスに帰国

Embed from Getty Images

 米ESPN記者マイク・クッピンガー氏からフューリー陣営からコロナ陽性者が続出したことが報じられワイルダーとの再戦が暗礁に乗り上げた。

 その後、ダン・レイフィール氏から、フューリーが新型コロナウイルスの検査で陽性だったことが報じられ延期が濃厚となった。フューリーは決戦に向け米国でキャンプしていたがイギリスに戻りスケジュールが確定次第米国いりする予定。

 再戦は10月9日、米ネバダ州ラスベガスにあるT-Mobileアリーナで行われる見通し。

Sponsor Link

ビッグ・ファイトになれば影響は大きい

 リスケは容易ではない。フューリーの症状にもよるが回復しても原則、新型コロナウイルスの検査で陰性になるまでゴー・サインはでない。そして厄介なのが有料課金PPV(ペイ・パー・ビュー)配信であることも理由の1つだ。

 先のスケジュールをみるとすでに8月にPPVが決まっており、9月には別の試合が合意に向け進められフューリー対ワイルダーは大幅に延期せざるを得ない。

 まず、8月WBA・WBC・IBF3団体ウェルター級王座統一戦、WBAをもつマニー・パッキャオ(フィリピン)とIBF・WBCホルダーのエロール・スペンス・ジュニア(米)がPPV戦に臨む。そして、翌月9月には、サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)とカレブ・プラント(米)戦の交渉が進んでいる。

 カネロ対プラントは交渉中でPPVファイトになるか不透明だが放映権争いとなれば資金調達が容易なヘイモン・グループと契約する米地上波FOXが有利だ。もちろん、カネロがプランBに移る可能性もあるが直近はメジャー4団体が最優戦であることは周知の事実である。

 仮に、カネロとプラントがDAZNのプラットフォームで戦ったとしても試合を9月にすると会場、日程確保が難しくなってくる。プロ・ボクシングは他の興行と被ることも少なくないが、PPV戦になれば他のプロ・スポーツと競合しない日程選びは重要になってくる。

Sponsor Link

フューリー対ワイルダー2戦目は中止

Embed from Getty Images

 実際、2020年コロナ禍でフューリーをプロモートするトップランク社とワイルダー陣営のPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)は再戦実現に向け動いたが、空きの日程がなかった。

 コロナ禍の規制により10月案は断念。12月に向け動いたが米国でメジャー・スポーツのNFL、大学フットボールが再開したことで日程確保が困難となり消滅した。

 ワイルダーとの再戦が消滅したフューリーはアンソニー・ジョシュア(英)戦の交渉を開始。両陣営は8月中東開催に向け基本合意したが事態は急転する。ワイルダーが割り込みフューリーとの再戦契約は有効だと主張したのである。

 その後、独立した仲裁人は契約は有効だとし9月15日まで再戦を命じるよう通達。仲裁人よる裁定は裁判所命令ではないが、裁判所は法的強制力があると判断することからフューリー対ジョシュアは保留。フューリーはワイルダーとの対戦に向かう見方が強かった。

Sponsor Link

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください