ドネア対カシメロが決まった理由リゴンドーはどうなるのか

 WBC世界バンタム級王者ノニト・ドネア(フィリピン)が8月14日米国でWBO世界バンタム級王者ジョンリル・カシメロ(フィリピン)と統一戦を行う見通し近く正式発表される。今回は、ドネア対カシメロが急転直下決まった理由。リゴンドー、井上尚弥の行方を簡単にみてみたい。

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ドネアの重大発表

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 数日前、ドネア陣営の参謀で妻のレイチェル氏が土曜日に重大な発表があると発信。ドネアの行方に注目が集まっていた。

 レイチェル氏の発信に加え、ドネアのプロモーターのリチャード・シェイファー氏が「カシメロ対リゴンドー戦が行われるか分からない」と告げたことで、ソーシャル・メディアではドネア対カシメロ戦など様々な憶測が飛んでいた。

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ドネア対カシメロが決まった理由

 ダン・レイフィール記者によれば、両陣営は数日前からドネア対カシメロを締結するため動きギレルモ・リゴンドー陣営に働きかけたという。決めては何だったのか。

 もともと、カシメロ対リゴンドーは米ケーブルTV局Showtimeで8月14日にスケジュールされ公式アナウンスもされていた。

 ShowtimeやPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)にとって大きな試合になることが理由だろう。ドネアがウバーリ相手に大きなインパクトを残しただけに、プロモーターやTV局はリゴンドー対カシメロ戦の勝者との対戦を待つよりも、話題が薄れないうちに統一戦を組みたいといった思惑も見える。

 ドネア対ウバーリのレビューは、「【結果】ノニト・ドネア対ウバーリ」こちらの記事を読んで欲しい。

 ドネアは6月に試合をしており試合感覚が短いということもあるが、ウバーリ戦で大きなダメージがないことや減量が難しくないこともコンディションに影響しないと判断したのだろう。WBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)に出場したドネアは普段から節制していることが伝えられている。

 ドネアをプロモートするリチャード・シェイファー氏はPBCを指揮するアル・ヘイモン氏やShowtimeと関係が深く影響力が強いといった背景も急転直下決まった理由だ。

 カシメロ対リゴンドーはマニアからすれば好カードで興味深い戦いだが、リゴンドーがカシメロの強打を嫌えば塩分濃度高めの試合になる可能性もある。ドネア、カシメロは後退を知らないもの同士。年間最高試合になっても不思議ではなくTV局は変更に躊躇はなかったはずだ。

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リゴンドーはどうなるのか

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 ドネア対カシメロの勝者と戦うのがプランAだろう。ダン・レイフィール氏によれば、カシメロ戦をドネアに譲ったリゴンドーは8月14日、ドネア対カシメロのアンダーカードに出場する可能性があるという。リゴンドーは待たされるがその分メリットはある。

 次戦以降、ドネア対カシメロ戦がドローにならない限り、WBC・WBOタイトルが懸けられる。リゴンドーは、WBAタイト・ホルダーだが井上がスーパー王者で2番手王者。米リング誌をはじめ米メジャー誌では王者としては認められていない。

 リゴンドーがどういった条件でドネアにカシメロ戦を譲ったのかは定かではないが、PBC傘下のリゴンドーはドネア対カシメロの勝者との統一戦が基本路線となるだろう。

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井上はどうなるのか

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 井上はマイケル・ダスマリナス(フィリピン)に勝てば次戦は凱旋防衛が濃厚。4団体統一戦は、はやければ2022年第1四半期実現の期待が高まる。

 井上が契約するトップランク社ボブ・アラム氏は、カシメロやドネアがトップランク社が契約するESPN(米スポーツ専門チャンネル)の舞台にあがることに楽観的だがプロモーターの障壁はある。

 カシメロやドネアは対立関係にあるPBC。統一戦を自身のリーグで実現させたいPBCと交渉は難航する恐れがある。何れにしてもバンタム級統一路線が動き出したのは確実。今後に注目したい。

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