ギレルモ・リゴンドー(キューバ)がジョンリル・カシメロ(フィリピン)戦に同意。両陣営は対戦同意が報じられたがまだ正式発表はない。新型コロナウイルス(COVID-19)第4波がくすぶる米国。アナウンスはいつになるのだろうか。
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リゴンドー、カシメロはいつ実現するのか
中継局の日程待ちというステータスだろうか。交渉が具体化しカシメロ陣営が対戦同意が報じられ、4月開催を目指す方向で進められていたが日程は延期となりそうだ。コロナ禍であることも正式サインまでに時間がかかる要因だ。
2020年12月、カシメロ陣営がリゴンドー戦に同意。米メディアは4月開催と報じていた。初夏あたりか夏あたりにずれ込む公算が高そうだ。遅れてる理由は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響だろう。以前の記事は、「カシメロ対リゴンドー2021年4月開催が有力」の記事を読んでほしい。
平時であれば試合のアナウンスは遅くても2ヶ月まえに行われることが殆どだが4月上旬時点で、6月に決まっている試合はない。井上対ダスマリナス戦が6月19日に行われる予定だがまだ正式アナウンスされてない状態だ。
中継局やプローモーターは有観客開催の意向。しかし、米国ではコロナの感染者数が上昇に転じる可能性もあり、各州で規制が緩和されているもの第4波を警戒する声が高まっていることも、正式決定されない要因の1つだろう。
リゴンドーが契約するPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)も現時点で、5月1日米ロサンゼルスで、アンディス・ルイス(米)対クリス・アレオラのPPV(ペイ・パー・ビュー)有料課金イベント以外は大きな興行は発表していない。
Sponsor Linkリゴンドーは決まれば重要な一戦
「すぐにリングに戻る。カシメロ戦はすでに合意した認識でアナウンスを待っている。多くのファンがこの試合を見たいことは知っている。この試合は私にとっても彼にとっても重要な試合になる」。
40歳となったリゴンドーもキャリア終盤。2017年12月米ニューヨークで迎えたワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)戦以来の重要な戦いになる。とりわけ、懸念されるのがサビつきだ。直近の試合をしてから14ヶ月以上が経過している。
五輪2連覇のリゴンドーはテクニシャンだが、最近では足がとまり衰えが顕在化。打ち合いに巻き込まれることも少なくない。パワーは顕在だがその反面、打たれ脆く耐久面と不安材料が多くカシメロの土俵で戦えば不利になる。もちろん、カシメロを塩漬けにする戦略もあるだろうが。フットワークが機能するかどうか。
何れにせよ、カシメロがリゴンドーと契約するPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)と良好な関係であることから交渉締結に向けハードルはない。正式発表が待たれるが米国で再び上昇傾向にある新型コロナウイルスは不安だ。
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