村田諒太対ゴロフキン延期が決定2022年2月開催できるのか

 村田諒太対ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)。2021年末、日本史上最大のメガファイトが挙行されるはずだったが、新型コロナウイルスの変異種”オミクロン”出現によって延期。今後の動向に注目が集まっている。

 ゴロフキンは、延期に失望するも村田との対戦に前向き。イベントを主催する帝拳プロモーションズは早ければ、2月開催は可能という見方をしているが、現時点では厳しい状況だと言わざるを得ない。世界的にオミクロン株の感染拡大が続き、政府が設置した12月期限の水際対策は期限延長の方針が決まっている。

今回は村田対ゴロフキンが延期になった理由、2月開催が妥当なのか考察する。

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村田諒太対ゴロフキン延期理由

 オミクロン株が国内で感染が確認されたことを受け感染症対策を優先と表向き報道されたが、3日スポーツ庁が公益制を理由に外国人入国の特例措置を認めないことを決定。ゴロフキンの来日が事実上できなくなったのが理由だ。

 過去に、スポーツ庁が特例でサッカーや野球の外国人選手の入国を認めていたことがあり、ゴロフキン来日に関し楽観的な見方もあったが叶わなかった。

 今回、政府が命じた外国人入国禁止措置に対し前回時の特例が適応されるかは不透明だったが、好材料は揃っていた。スポーツ庁が前向きに開催検討していた12月5日大阪で開催予定のフィギュア・スケートGPの中止が決定したことで中止が濃厚となった。

 2020年11月五輪開催にともない関係者や、国内で開催される国際大会に出場する外国人選手の入国に関しては条件付きで承認された背景がある。

 もう1つ、ボクシングは野球やサッカーと比較すると入国者が少人数で行動規制が容易。そして、ゴロフキン陣営の宿泊施設はホテルのワン・フロアーを全て貸し切る形で、五輪や北米のプロ・ボクシング・イベントのバブルの隔離方式を採用することで感染対策も十分に講じられる予定だったからだ。

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水際対策は延長

 政府は、新型コロナウイルスの変異種オミクロン株の水際対策として設置していた外国人新規入国の原則停止措置の期限を12月末としていたが延長する方針を固めた。

 政府はオミクロン株のリスク度合いがわかるまで慎重に対応する必要があると述べている。

オミクロン株は世界的に拡大傾向

 世界的にオミクロン株の感染者数のペースは加速している。米ニューヨークでは感染者数が急増。感染拡大の警戒感が強まっている。

 16日、7日間平均で3700人、1日の感染者数が1万人を超えた。CDC(疾病対策センター)はオミクロン株が拡大しているとみて、感染者に占めるオミクロン株の割合は13%にのぼると推定している。

 感染拡大を受けブロードウェイのミュージカル休演が決まった。

 イギリスでも感染拡大に歯止めがかかっていない。18日、新型コロナウイルスの1日の新規感染者数が9万人を超え、1万人を超えたことがわかっている。BBCニュースによると、すでに、イングランド、スコットランドでデルタ株に入れ替わりオミクロン株が主流になっているとみられている。

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村田対ゴロフキン2月開催は困難

 12月期限だった水際対策の延長がきまり、世界で感染が拡大している状況をみていると、慎重な政府が1月に水際対策を緩和するとは思えない。

 日本はコロナ感染者数が下火だがPCR検査は普及してなく感染者数の実態が分からない。時間差で今後、感染者数が上昇に転じる可能性も否定できない。

2月開催できるのか

 前述したとおり、2月開催は難しいだろう。たとえ、国内での感染者数が増加しなくても、政府が水際対策の緩和を進める必要がある。感染拡大が続く欧米を含め、世界的に感染者数が下落に転じオミクロン株に対する有力な解析データがでてこない限り、厳格な日本の水際対策の緩和はみこm
 
 オミクロン株については、2回接種してもブレーク・スルー感染する例が相次いでるが、悪いニュースばかりではない。米ファイザーやビオンテックの新型コロナウイルスのワクチン、3回目を接種することでオミクロン株に高い効果があることが、イスラエルの研究チームが研究結果を発表している。


 そして、データを見る限りデルタ株より重症化率は低い。英国は新規感染者数、入院者数が増加しているもの死者数は増加していない。南アフリカのデータをみるとオミクロン株はデルタ株がピークだったときよりも死者数は激減していることが分かる。

 何れにせよ、世界の感染状況を見ると村田対ゴロフキンを2月に開催することは難しい。3回目接種が進み感染者数が減少することが条件になる。だが、そうなるといつ感染者数が減少するか予測は難しい。そして、日本も厳格な水際対策が長期化することは経済的にマイナスになる。

 いつ、どのタイミングで緩和に踏み切るのか。水際対策の緩和が進まず長期化すれば最悪の場合、中止もあるだろう。

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