WBO世界バンタム級王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)は9月26日米コネチカット州アンカスビルにあるモヒガン・サン・アリーナで、WBO11位デューク・マイカー(ガーナ)/24戦全勝19KO(デューク・ミカ)を相手に防衛戦を行う見通しであることがわかった。マイカーの戦績を簡単に紹介する。
So Duke Micah of Ghana, will be the opponent for John Riel Casimero on September 26th, per @KnuckleheadSean of MP Promotions. The 28 year old Micah has a mark of 24-0 (19 KOs)…. #boxing
— Steve Kim (@StevESPNKim) August 17, 2020
カシメロの所属するMPプロモーションズの代表するショーン・ギボンズ氏が米メディアに明らかにしたことで、現時点ではタイトルを承認するWBO(世界ボクシング機構)の承認待ちで近く正式発表される見通し。
カシメロはWBA・IBF世界バンタム級統一王者井上尚弥との対戦交渉がされていたが決裂した。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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デューク・マイカー戦績
※デューク・ミカー表記もあり
出身:ガーナ
年齢:28歳
スタイル:オーソドックス
身長:170cm
プロ戦績:24戦全勝19KO KO率79%
WBOランキング11
WBCインターナショナルバンタム級王座
コモンウェルスイギリス連邦バンタム級王座
WBOアフリカバンタム級王座
アマチュア:ロンドン五輪フライ級出場 2回戦敗退
デューク・マイカはガーナ出身の28歳。プロ通算24戦全勝19KO。ロンドン五輪にフライ級で出場しマイケル・コンラン(アイルランド)に負け2回戦で敗退している。
母国でプロ・キャリアをスタートしたデュークは同じガーナ出身のリチャード・カミーと似たキャリアを送っている。プロ12戦目でWBO地域タイトルを獲得し2016年11月12日、コモンウェルスイギリス連邦バンタム級王座を獲得。その後、2017年3月11日にWBCインターナショナルバンタム級王座を獲得し世界ランク入を果たしている。
現在は米ニューヨーク、ブルックリンを拠点として活動。ダニエル・ジェイコブス(米)やセルゲイ・デレイビャンチェンコ(ウクライナ)のトレーナーとして知られるアンドレ・ロジエール氏をトレーナーに迎え、キース・コノリー氏がマネージメントを努めている。
プロ19戦で17のKO勝ち、現時点で79%と高いKO率を誇るが、キャリアで強豪との経験はなくカシメロがはじめての実力者との戦い。過去の試合を観る限りパンチは硬質そうだが、井上を頂点とするバンタム級のメンツと比較すると見劣りする。百戦錬磨のカシメロが有利だろう。
Sponsor Linkデューク・マイカー 動画
ロンドン五輪で2回戦で対戦となったマイケル・コンラン(アイルランド)戦。
2017年3月11日、ジョナサン・アギラーとの空位のWBCインターナショナルバンタム級タイトルマッチ。
2015年12月26日、WBOの地域タイトル戦。
アンドレ・ロジエール氏の指導を受ける。 Sponsor Link
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