米国現地時間、19日、20日米・ネバタ州ラスベガスにあるMGMグランド・ガーデン・ガーデン・アリーナで行われる、エイドリアン・ブローナー(米)、ショーン・ポーター(米)の前日計量が行われ、エイドリアン・ブローナーが143.5パウンド、ショーン・ポーターが144パウンドで両者が計量をパスした。
この試合は、144パウンドのキャッチウェイト12回戦で行われる。アル・ヘイモンが陣頭指揮を執る「プレミアム・ボクシング・チャンプオンズ」(PBC)で行われ、米3大ネットワークの1つNBCで午後8時30分(ET時間)から中継される。
144パウンド、キャッチウェイトは、エイドリアン・ブローナー陣営からの要請。ウェルター級を主戦場にしているショーン・ポーターは、米3大ネットワークの1つNBCで放送されることから、タイトルマッチではないが自身をPRできる試合であることから、ブローナー陣営からの要請を承諾した。
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尚、この試合は、エイドリアン・ブローナー側からの要請で、当日計量が設けられ10パウンド以上(154パウンド)の増量を禁止する契約が盛り込まれたが、ショーン・ポーターの父、ケニー・ポーターは、当日計量が無くなったと話している。理由は明らかになっていないが、両者のアドバイザーを務めるアル・ヘイモンが契約条件から無効にしたという。
両者、世界タイトルマッチで1敗。エイドリアン・ブローナーは、2013年マルコス・マイダナに敗戦。ショーン・ポーターは、2014年ケル・ブルックに敗れている。
エイドリアン・ブローナー、ショーン・ポーター、この試合は次期ウェルター級スター候補を決める試合として両者、大事な一戦。勝者は、フロイド・メイウェザーJr.の次戦の候補にもあがる可能性がある。復帰戦を勝ち進んでいる両者、負ければボクサーとしての商品価値は大きく低下するだろう。
世界王者の権威が薄れ、世界タイトルマッチより、話題性のあるビッグマッチに興行もシフト。 世界王者より、ビッグマッチ、誰と戦ったでファイター自身の価値が決まるのは事実だろう。世界王者になることも重要だが、今後は、ファイター個人のブランディング、商品価値を上げていくことも必要となってきそうだ。
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(Via: boxingscene )