米ボクシング・プロモーター、トップランク CEO ボブ・アラムが、空位となっているWBO世界スーパーライト級王座決定戦に、現在、クリス・アルジェリ、テレンス・クロフォードの対戦が交渉中のことを明かした。テレンス・クロフォードは、2015年4月18日故郷オマハで試合予定だったが、開催日時が変更となることが明らかとなった。

開催日時は3月21日を予定

トップランクが計画している、テレンス・クロフォード、クリス・アルジェリとの対戦はまだ合意には至っていないが放送はHBO(米大手ケーブルTV局)で決まっている。当初、4月18日開催の予定だったが、3月21日へ予定が変更となった。アル・ヘイモン、NBC「プレミア・ボクシング・チャンピオンズ」は米地上波プライム・タイムでの放送になることから、同日に試合を開催しても興行観点、視聴率の確保も難しいことからトップランクは変更を余儀なくされた。尚、この興行にはニコラス・ウォーターの出場が内定している。

4月18日は、アル・ヘイモンとNBC「プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ」でフリオ・セサール・チャベスJr、アンドレイ・フォンファラの興行が、米ラスベガス、ロサンゼルス近郊で開催される予定がある。ボブ・アラムは、4月18日オマハは利用出来ないと述べた。ボブ・アラムは、開催地をニューヨークに移すことも考えたが、1週間後の4月25日はニューヨーク、マディソン・スクウェア・ガーデンで、ウラジミール・クリチコ、ブライアント・ジェニングスの試合が行われ話題は当然クリチコ戦となることから興行観点から観てもニューヨークに移す意味は無いと考えたようだ。

WBO(ボクシング世界評議会)もテレンス・クロフォード、クリス・アルジェリ戦をWBO世界スーパーライト級に承認する構えを見せている。対戦に関してプロモーターの障害もないことから実現性は高いといえる。

クリス・アルジェリはタイトルを剥奪されている

クリス・アルジェリのプロモーター、アーティ・ペルーリョによると、WBO世界ウェルター級タイトルマッチでマニー・パッキャオと対戦した際のWBOサイドとの交渉条件として、マニー・パッキャオとの対戦する際にはアルジェリが保持しているWBOスーパーライト級王座のベルトは返上しない、マニー・パッキャオに負けてもタイトルは保持することが条件だったが、クリス・アルジェリは試合前にWBO世界スーパーライト級王者のベルトをWBO(ボクシング世界評議会)から剥奪されたと述べている。

現在、WBOスーパーライト級の、ランキング1位はクリス・アルジェリ、2位にルーカス・マティセ、3位にルスラン・プロボトニコフとなっている。

クリス・アルジェリは、マニー・パッキャオに敗戦後WBOへ、スーパーライト級王座剥奪に関して抗議をした。WBO会長パコ・バルカルセルは、クリス・アルジェリ、テレンス・クロフォードとの対戦に興味を示し、クリス・アルジェリの抗議内容を協議しクリス・アルジェリに対し、王座決定戦権を最優先し、クロフォードとの対戦をWBO世界スーパーライト級王座決定戦に承認する構えを見せている。

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勝者とマティセ or プロボトニコフが対戦か

image source to:RingTV

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この対戦カードとは別に、こちらの記事で紹介したとおり、ルーカス・マティセ、プロボトニコフとの対戦が現在GBPで交渉中だ。プロモーター間の問題が無いことから、将来的には、クリス・アルジェリ、テレンス・クロフォードの勝者と、ルーカス・マティセ、ルスラン・プロボトニコフの勝者が2015年対戦する可能性が高いと予想している。

アル・ヘイモンは、NBC、SpikeTVと契約、米国地上波プライム・タイムで数十年ぶりにボクシング中継が復活し、2015年3月に初興行がきまっている。着実に勢力を伸ばし今やプロモーターよりも大きな影響力を持ってると言っても過言ではない。アル・ヘイモンは、トップランク、HBOの関係性は良くないと言って良いだろう。アル・ヘイモンは、ボクシング界を変える気だろう今はまだ序章の段階だが、少なからずその影響が出始めているのは間違いない。

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( Via: boxingscene )