ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(以下GBP) CEO オスカー・デ・ラ・ホーヤが、WBC世界スーパーバンタム級王者 レオ・サンタ・クルス、WBA/WBOスーパーバンタム級王者 ギレルモ・リゴンドーとの統一戦の計画に意欲的で即時交渉開始する構えを見せていることが分かった。

オスカー・デ・ラ・ホーヤは、サンタ・クルス、リゴンドー戦実現へ向けてリゴンドー陣営と接触する機会を得ようと試みている。デ・ラ・ホーヤは、リゴンドーとの統一戦はレオが望む試合と延べ、この対戦のマッチ・メイクをGBPで実現したいとコメントした。

3ミリオン巨額のファイト・マネーを要求

レオ・サンタ・クルスは、リゴンドーと統一戦をするならば、$3M(日本円で約3億5000万円)のファイトマネーが必要だと述べた。サンタ・クルスが掲示したファイト・マネーに対し、リゴンドーのマネージャー、ゲリー・ハイドは、サンタ・クルスはリゴンドーと対戦を避ける為に高額なファイト・マネーを要求しているとコメントしている。

オスカー・デ・ラ・ホーヤは、サンタ・クルスが掲示した「300万ドル」の金額について大きいと認めたが、この戦いは実現しなければならないとし対戦実現の為に、早急にリゴンドー陣営との交渉を開始したいコメントしている。

対戦実現性について

photo credit by:The Sweet Science

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こちらの記事で紹介したが、ギレルモ・リゴンドー陣営は、米国ネットワークでの復帰を目指し、Jay-Z率いる「ロック・ネイション・スポーツ」と契約について再協議し、契約内容に問題がなければ合意する方向でいる。

リゴンドー陣営は、2015年1月に、WBC(世界ボクシング評議会)マウリシオ・スレイマンとレオ・サンタ・クルスとの統一戦について会談。リゴンドーの共同プロモーター、カリブ・プロモーション ルイス・フォンセカによると、スレイマンは、サンタ・クルスがヘスス・ルイスに勝利すれば、リゴンドーとの統一戦に意欲的だという。

サンタ・クルスは、リゴンドーとの統一戦に意欲を示しながらも、ファンはリゴンドーとの統一戦は望んでいないと述べ、対戦実現に向け巨額のファイト・マネーを掲示した。陣営からすれば、米国では人気が無い強者のリゴンドーと低いファイト・マネーで試合をすることはリスクしかないという見方であろう。

リゴンドーが「ロック・ネイション・スポーツ」(以下RNS)と契約をすれば、サンタ・クルスとの統一戦は、RNSとアル・ヘイモンの関係もあるので難しいように思う。対戦実現に関して、現時点では、プロモーション自体は問題無いように思える。リゴンドーの試合に興味を示していないHBO、Showtime(米ケーブルTV局)も米国で人気のあるサンタ・クルスとの対戦であれば問題ないだろう。

レオ・サンタ・クルスは、アドバイザーとして「アル・ヘイモン」がついているが、GBPと正式にプロモーション契約を結んでいる。サンタ・クルスによればGBPとの契約は後1年残っており、その後も継続的にGBPと契約をしたいと述べている。

こちらの記事で紹介したが、GBPはメガ・ファイト「 コット vs カネロ 」戦の交渉決裂。こちらの記事で紹介したとおりアル・ヘイモン傘下の主力選手契約を放棄し、プロモーターとしてのダメージは大きい。最近では勢力的に契約選手を増やし、こちらの記事で紹介したとおり、「 マティセ vs プロボトニコフ 」の対戦を計画し現在交渉が進められ、GBPもマッチメイクに関して意欲的に動いている。

WBC会長スレイマンもレオ・サンタ・クルスに対し、統一戦について言及している。対戦が実現すれば、強者が集うスーパーバンタム級 頂上決戦となるだろう。

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( Via: boxingscene