ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(以下GBP)CEO(最高経営責任者)オスカー・デ・ラ・ホーヤが、2015年5月2日に対戦合意に向けて交渉されていたサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)とミゲール・コット(プエルトリコ)の交渉が決裂したことを発表した。

コット、カネロ、交渉決裂の理由は

GBP オスカー・デ・ラ・ホーヤは、最終期限の金曜日にコット陣営から正式にオーファーを断られたと話している。

コット陣営のアドバイザー、ギャビー・ペニャガリーノ氏は、金曜日にオスカー・デ・ラ・ホーヤと電話で会談。デ・ラ・ホーヤ氏から、「 コット vs カネロ 」戦の取引合意について話があったが、報酬配分について合意が出来ない為オファーを断った。

ギャビー・ペニャガリーノ氏は、報酬配分がスプリットだったことが合意に至らなかった理由として上げている。

カネロとの試合はメガ・ファイトとなるがコット自身のキャリアとしてカネロとの戦いは必要ではないと述べた。また、我々が多くの時間をかけて交渉することが出来たのであれば、違う結果となっていたかもしれないが、オスカーデ・ラ・ホーヤには時間がなかったと述べている。

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コット、メイウェザーの再戦について

ギャビー・ペニャガリカーノは、フロイド・メイウェザーJr.との再戦は無いと述べたが、フロイド・メイウェザーJr.のアドバイザーである「アル・ヘイモン」と接触する機会を設けようとしたことを認めている。フロイド・メイウェザーJrとの再戦は、ビッグマッチになるが、交渉の取引は無いと話している。

カネロの次戦は、2015年5月2日

photo credit by:badlefthook

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現在も、サウル・カネロ・アルバレスの次戦は、2015年5月2日で進められている。GBP オスカー・デ・ラ・ホーヤは、早急に対戦候補を決めなければならないと話し、候補として「 ジェームズ・カークランド 」、フリーエージェントからGBPと新たに契約を交わした「 デイビッド・レビュー 」を上げた。

2015年のメガファイト、「 コット vs カネロ 」戦が消滅したことは多くのボクシング・ファンが落胆するだろう。GBP、トップランク(米ボクシングプロモーター)の関係修復、カネロのHBO凱旋復帰と、GBPが早期に計画されていたメガ・ファイトだけに残念だ。カネロの次戦は、カークランド、レミューと上がっているが、「 ミゲール・コット 」のネーム・バリュー、対戦相手の質を比較すれば落ちることは歪めない。

対戦オファーを報酬配分の理由で断ったコット陣営。現在のミドル級でカネロほどの実力と人気を兼ね備えたボクサーはいない。実現すれば、興行収益、PPVの収益を十分期待できたはずだ。コット陣営は、交渉が破綻したことをコットに伝え、次戦2015年6月の対戦候補を探すとしている。コットは、WBC世界ミドル級暫定王者 ゴロフキンとの統一戦が義務づけられている。

GBP CEO オスカー・デ・ラ・ホーヤ氏は、こちらの記事で紹介したがアル・ヘイモンと契約しGBPと契約していない選手との契約を放棄。GBPの主力選手として抱えている主力ボクサーを失った。サウル・カネロ・アルバレスはGBPと直接契約している選手でGBP看板の選手。

「 コット vs カネロ 」は早期に対戦計画がされ実現性が高いとされ興行収益も期待されていただけに、このメガ・ファイトが消滅した打撃は計り知れない。

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(Via: ESPN Boxing)