2014年12月1日、都内のスポーツクラブNEXTにて、WBAスーパー/WBOスーパーバンタム級王者ギレルモ・リゴンドーが、2014年12月31日、大阪ボディメーカーコロシアム、天笠尚と防衛戦をおこなうことを発表した。

対戦カード

同興行では、井岡一翔、宮崎亮、高山勝成も出場する。現時点で決まっている対戦カードは以下のとおりだ。

・WBOミニマム級王座決定戦
高山勝成 vs 大平剛

・ノンタイトル フライ級10回戦
井岡一翔 vs ジャン・ピエロ・ペレス(ベネズエラ)

宮崎亮 vs 対戦者未定

チケット情報

現在販売中のチケットは以下のとおりだ。
・VIP 50,000円
・指定A 30,000円
・指定B 10,000円
・2F自由席 5,000円

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リゴンドーの評価

こちらの記事で紹介したが、リゴンドーの次戦は、WBO指名挑戦試合でクリス・アバロスとの対戦が濃厚だったが、クリス・アバロス側が辞退を表明。辞退した理由は、クリス・アバロスは、カール・フランプトンへの挑戦権が有ること、クリス・アバロスがトップランクの契約選手であり、HBO(米大手ケーブルTV局)、トップランクもこの対戦には興味が無かったからだろう。

リゴンドーは、ドネア、アグベコと強者と戦い明確に勝利しているが、米国での人気はない。米大手ボクシングプロモーター、トップランク社と契約していたが、今年3年の契約が終了し再契約はしていない。HBO(アメリカ最大のケーブルテレビ放送局)からの評価も低くリゴンドー戦放送に関して興味を示していない。

理由は試合内容がエキサイティングでないからだろう。ドネア戦後、トップランクCEOボブ・アラムが、リゴンドーはパワフルだがフットワークを多様し自分のボクシングを徹底し、倒しにいかないところがあり、エキサイティングでないとコメント。米国でのボクシングは試合内容も問われるが、ボクシングはエンターテイメント性が問われる。ファンからの支持を得なければビッグマッチは難しい。

しかし、リゴンドーの強さは圧倒的だ。アマチュアで400戦以上のキャリアがあるという噂もある。現在のスーパーバンタム級の他団体の王者と、スピード、パワー、ディフェンスを比較しても右に出るボクサーは居ない。その中でも卓越したディフェンス・スキル、パンチの見切り、フットワーク、足捌き、ボディワークで外すところは、マスタークラスと言っても過言ではない。

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WBOが暫定王者を設置

リゴンドーは、トップランクとの契約も終了し、米国2大ケーブル局、HBO、Showtimeもリゴンドーの放送に興味を示しておらず米国でのマッチメイクが難しい状態。リゴンドーは、スーパーバンタム級で統一戦を望むも、2015年には他団体王者、IBF王者カール・フランプトン、WBA王者スコット・クイッグが統一戦を行うという噂もある。現状では、タイミングも悪く統一戦も行えず対戦相手もいない。

試合が出来ない、リゴンドーに対してWBOは暫定王者を設け、リゴンドーとの統一戦をおこなう運びとなり2015年1月31日、ブタペストでジェネシス・シルバニア(フィリピン)vs ゾルト・べダック(ハンガリー)による暫定王者決定戦が開催されることが決まった。色々な理由で敬遠されてるリゴンドーだが、暫定王者は正規王者と対戦する義務が有るので今後の展開が楽しみだ。

天笠との対戦

強すぎるからに対戦相手が見つからないのもあるが、米国2大ケーブル局から見放されたリゴンドーとの試合は、対戦相手にとってみれば、ファイトマネーも少なくリスクしかないのかもしれない。和氣慎吾にもオファーの話があったという話もある。突如決まった、天笠、ビッグ・チャンスなのは間違いないが、無理矢理感が歪めない。

この試合は、井岡、宮崎の興行で行われることもあり、井岡の世界戦が難しくなり、急遽用意されたカードではないかと思う。リゴンドーにしてみればファイトマネー5000万円は美味しい話だろう。日本で一般的にリゴンドーは認知度は低い、採算が取れるかも気になるところだ。

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(Via: Yahooスポーツ