2017年9月に米国デビュー戦が噂される、スーパーフライ級のボス、WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)の対戦相手に、元トップアマのマックウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)/19戦16勝(14KO)3敗が浮上した。
まだ、具体的な交渉などは明らかになってないが、プエルトリコのニュース記事によると、マックウィリアムス・アローヨは、世界タイトルマッチの機会をうかがっているという。さらに、双子の弟であるマックジョー・アローヨ(プエルトリコ)/18戦17勝(KO8)1敗は、WBO世界フライ級王者ゾウ・シミン(中国)へ挑戦する噂が浮上している。
HBO(米・最大手ケーブルTV局)、K2プロモーションズは、井上尚弥を、2017年9月に米・カリフォルニア州イングルウッドにある「ザ・フォーラム」で開催することで交渉が進められているWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ、王者シーサケット・ソー・ルンビサイ(タイ)、対、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)の再戦のアンダーカードで起用することに強い関心を示している。
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マックウィリアムス・アローヨはまだ噂段階であるが、ナルバエス戦以降のビッグネーム、高水準の相手。井上尚弥の米国デビュー戦の相手として、申し分の無い対戦相手だろう。
しかし、アローヨはWBOのトップランキングでは圏外。WBOの承認など現段階では不透明な部分は多い。井上が次戦で米国デビューする可能性は非常に高いが、アローヨ戦はまだ噂程度として留めておきたい。
アローヨは、2009年ミラノで開催された世界選手権フライ級で金メダルを獲得。プロでは世界タイトルは獲得してないが、2016年9月米・カリフォルニア州イングルウッドにあるフォーラムでローマン・ゴンサレスに挑戦し判定負けを喫したもの善戦している。
井上は、海外のコアなファンに評価される一方で、まだ実力者と戦っていないという声も少なくない。そういった意味でもゴンサレスと善戦し判定までいったアローヨと、ゴンサレスのアンダーカードで戦う意味は大きい。アローヨに印象的な勝ち方をすれば、そのインパクトは計り知れない。
ゴンサレスが王座から陥落し”軽量級史上最大の戦い”の実現の期待感が薄れてしまったが、井上の米国デビュー戦が決まり、順当に2人が勝てば、再度、期待が高まることは間違いない。
(Via:elnuevodia)
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