スーパーウェルター級トップコンテンダーの1人バネス・マーティロスヤンがアル・ヘイモン氏との契約を解消。WBC世界ヘビー級挑戦者決定戦の行方についてのニュースをお届けする。
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マーティロスヤンがヘイモンから離脱!
自身のツイッターを通じて、マネージメントするアル・ヘイモン氏、TGBプロモーションズのマッチメークに苦言を呈していたWBC世界スーパーウェルター級3位バネス・マーティロスヤン(アルメニア)が、所属していたTGBプロモーションズと、アル・ヘイモン氏の契約を解消。フリー・エージェントになったことを明らかにした。
「アル・ヘイモン、プロモートするTGBプロモーションズとの関係に満足していない。このことを多くのボクシング・ファンに知って欲しい。彼らは俺の試合をマッチメークするつもりはないんだよ。俺はこの馬鹿げたことに対しリスペクトしている。
彼らは電話しても応答はないけど、ツィートには反応するんだ。チャンピオン達はこれからも貧弱なマッチメークをしてゆくのだろうね」。と語っている。
マーティロスヤンは2014年、トップランク(米・大手ボクシングプロモーター)とプロモーション契約を解消。その後、大物アドバイザー、アル・ヘイモン氏と契約し、グーセン・プロモーションと契約。ダン・グーセン亡き後、アル・ヘイモン氏と密接な関係があるダン・グーセンの義弟のトム・ブラウン率いるTGBプロモーションズと契約していた。
マーティロスヤンは2016年5月21日、WBA・IBO世界スーパーウェルター級王者エリスランディ・ララ(キューバ)と4年ぶりに再戦し12回0-3の判定負け。その後、リングから遠ざかっている。
2015年GBP(ゴールデンボーイ・プロモーションズ)から大量にリリースしたヘイモン傘下の選手は何人いるかは不明。200人以上はいるだろう。しかし、そのリソースを持て余している感は否めない。
マーティロスヤンが主張するようにヘイモン氏の恩恵を受けている選手はトップクラスの選手のみ。2016年、ピーター・クイリン(米)は0試合、看板選手であるダニー・ガルシアは2試合、アンドレ・ベルトは1試合に留まっている。
(Via:boxingscene)
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photo by:boxingscene
アレクサンデル・ポベトキン(ロシア)が薬物検査で陽性となり、ペンディングになっていたWBC世界ヘビー級挑戦者決定戦が、同級ランキング1位バーメイン・ステイバーン(カナダ)と、同級2位ルイス・オルティス(キューバ)の間で争われる可能性が高いことが分かった。
WBC(世界ボクシング評議会)マウリシオ・スライマン会長は、次期指名挑戦者決定戦を今後1週間のうちに正式に通達する見通しであることを明らかにした。
バーメイン・ステイバーンは、WBC世界ヘビー級挑戦者決定戦でアレクサンデル・ポベトキンと試合を行う予定だったが、ポベトキンが薬物検査で陽性反応を示した。これを受けWBCは、挑戦者決定戦として認定しないことを決定し、急遽試合は中止となった。
ステイバーン陣営は、WBCへバーメイン・ステイバーンを次期指名挑戦者として承認するよう要請したが、WBCはこの要請を却下している。
Sponsor LinkオルティスはWBA王者への権利も持つ
2017年4月、IBF・WBA世界ヘビー級王座統一戦、王者アンソニー・ジョシュア(英)、対、挑戦者ウラディミール・クリチコ(ウクライナ)が決まり、盛り上がりを見せているヘビー級だが、勝者はIBF、WBAのどちらかのベルトを返上することになりそうだ。
ジョシュア、対、クリチコの一戦はIBF(国際ボクシング連盟)の王座だけでなく、WBA(世界ボクシング協会)スーパーの王座として認定。IBF、WBAは、勝者に対し次戦に指名戦を義務付けている。つまり、勝者はどちらかのタイトルを返上することを強いられる。
IBFはこの勝者に対し、同級ランキング2位クブラト・プーレフ(ブルガリ)、WBAは同級ランキング1位ルイス・オルティスとの指名戦を義務付けている。この件に関し、IBF、WBAの公式アナウンスはないが、勝者がWBAとの指名戦を選択すれば、IBFの王座は剥奪となる可能性が高い。
仮にオルティスがWBCの挑戦者決定戦に出場した場合、WBAは指名挑戦者を繰り上げ、ジョシュアvsクリチコの勝者に対し指名戦を義務付けるかは不透明である。
(Via:boxingscene)
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情報有難うございます
WBAC一位同士ですか 決定ならスゴイ楽しみですが 問題児同士なんかゴタゴタありそう笑 背後にDキングもいるし・・・
それにしても ドーピングにはうるさい両古参団体が 過去に経験のある’キングコング’を なぜ優遇するのかイミフですよね
WBAC認定ドーピング王決定戦=Lブラウン対ポベドキン 是非 地下闘技場でやってほしい笑