元IBF世界ライト級王者ランセス・バルテレミー(キューバ)は次戦、2017年4月22日にキリル・レリ(ベラルーシ)と、IBF世界スーパーライト級挑戦者決定戦を行うことを前提に交渉が進められていることが分かった。
勝者は、2017年4月15日英国、グラスゴーにある「The SSE Hydro」で行なわれるIBF・IBO世界スーパーライト級王者ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)と、WBA世界スーパーライト級王者リッキー・バンーンズ(英)の勝者の挑戦権を獲得することになる。
バルテレミーは「この結果に非常に満足している。なぜなら、次戦はIBF世界スーパーライト級挑戦者決定戦になるんだ。リッキー・バーンズは俺とリングで戦うことを拒否した。しかし、今度は俺から逃げることは出来ない。俺が彼の義務的な挑戦者となるからね。
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ランセス・バルテレミーは26戦25勝(KO13)1無効試合。IBF世界スーパーフェザー級、IBF世界ライト級の2階級を制覇。スーパーライト級王座を手にすれば、キューバ初となる3階級制覇を達成することになる。
「俺にとって3階級制覇を達成することはとても偉大なことなんだ。これは、俺だけでなくキューバにとっても栄光となることで大きな成果になる。
誰でも言うことは簡単さ、でも異なる階級で3つの世界タイトルを獲得することは困難で、大きなリスクをテイクしなければならないんだ」。と述べている。
キリル・レリはベラルーシ出身の26歳、トレーナーは元世界王者のリッキー・ハットン氏が務めている。戦績は22戦21勝(KO19)。1敗は2016年10月7日、英国グラスゴーにある「The SSE Hydro」で、リッキー・バーンズに敗れたもの。
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ランセス・バルテレミーは、長身のスイッチ・ヒッター。半身構えのL字ガードから放たれるジャブは硬質、相手の前進をシャット・アウトするには十分だ。あのジャブは見た目に以上に厄介だろう。
スイッチ・ヒッターに加え、アウトボックス、ボックスもできる。高水準の技術と能力を持ち合わせ引き出しも多い。バルテレミー相手にインサイドでファイトするには、リスクが高く、相手にとっては非常に厄介な選手である。
階級屈指の強者と対戦してきたバルテレミー。地味な存在であるが、キリル・レリとの試合が正式に決定すれば好カードとなることは間違いないだろう。
(Via:boxingscene)
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