世界最高峰のスキルを持ちながらもエキサイティングに欠ける試合運びが原因で、米国での試合実現が困難となっていた過去を持つWBA世界スーパーバンタム級スーパー王者・ギレルモ・リゴンドー(キューバ)が、約1年ぶりに米東海岸のリングで防衛戦をする見通しであることが明らかになった。
ギレルモ・リゴンドーは次戦2016年12月3日、米ニューヨーク、マンハッタンにあるマディソン・スクウェア・ガーデンで、同級暫定王者・モイセス・フローレス(メキシコ)との王座統一戦が大筋合意していることが分かった。
モイセス・フローレスは、ESPN deportesのインタビューで「リゴンドーとの試合は、確認が出来ている。彼らから契約書が送られてきたよ。リゴは世界中のボクサーの中で、色々な意味で最も優れているボクサーだよ。リゴとは12月3日に試合をすることになる。
もし、リゴに勝利することができればそれは間違いなくメキシコのボクシングの歴史に名を刻むことになるし、私にとってもこれほど名誉なことはない。
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リゴはメキシコでも最も優れたファイターの1人だと認識されている。もちろん、メキシコではまだ私の名は知られていないよ。リゴとの試合はキャリアの中で一番厳しい試合になるだろう。」と述べている。
同興行のメイン・イベントには、ミゲール・コットが出場予定
同日、興行のメイン・イベントとして対戦相手は未定だが、ミゲール・コット(プエルトリコ)出場が内定。ラモント・ピーターソン(米)が候補として浮上している。
WBAは、リゴンドー、フローレスの勝者と同級正規王者・ネオマール・セルメニョ(ベネズエラ)との王座統一戦を指令すると見られている。
リゴンドー、フローレスの試合は2016年7月19日、WBA(世界ボクシング協会)が王座統一戦として指令したものである。WBAヒルベルト・メンドサJr.会長は、各階級王者を1人にすると公言。
しかし、王座統一戦が指令されているにも関わらず、他の階級では統一戦で指令された対戦相手以外との試合を特別承認。今に始まったことではないが、先送りしている感が歪めない。WBAの王座統一戦に拘束力は殆どないと言っていいだろう。
(Via:boxingscene)
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