WBC(世界ボクシング評議会)マウリシオ・スライマン会長は、2016年秋に実現が期待されている、WBC世界ミドル級王者・サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)と、WBA・WBC暫定・IBF世界ミドル級統一王者・ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)との統一戦の交渉で、両陣営が対戦交渉に同意したことを発表した。

 WBC マウリシオ・スライマン会長によると、サウル・”カネロ”・アルバレス、ゲンナディ・ゴロフキンの双方、カネロをプロモートするゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(GBP)、ゴロフキンをプロモートするK2プロモーションズが、公式文書に署名したという。

 公式文書に署名したが、法的拘束力は無い。ゴロフキンのトレーナー、アベル・サンチェス氏によれば、公式文書には、カネロが、5月7日に行なわれるアミール・カーン(英)との試合後、15日以内にゴロフキンとの統一戦について決定するよう明記され指示されているという。交渉が纏まらない場合、興行権は入札となる。

Sponsor Link

 2016年後半最も期待されているビッグマッチだが、カネロ、ゴロフキンが次戦をクリアし、正式契約に至るまで予断は許されない状況に違いは無い。カネロがカーン戦をクリアした後、ゴロフキンとの統一戦を拒否すれば、同級ミドル級王座は剥奪。正規王者はゴロフキンとなることが決定している。

 カネロは、2016年5月7日ネバタ州ラスベガスにある「T-Mobileアリーナ」でアミール・カーン(英)を相手にWBC世界ミドル級王座の初防衛戦を行い。ゲンナディ・ゴロフキンは、2016年4月23日カリフォルニア州イングルウッドにある「ザ・フォーラム」でドミニク・ウェイド(米)を相手にIBF(国際ボクシング連盟)の指名防衛戦を行う。

 今年最大のビッグマッチだが、カネロ陣営がキャッチウェイトを主張した場合は交渉が難航することが予想される。カネロは、2015年11月に行われたミゲール・コット(プエルトリコ)戦に続いて、次戦行なわれるアミール・カーン戦もミドル級リミット(160パウンド)を下回る155パウンド契約ウェイトで行なわれる。

(Via: boxingscene