パッキャオ、現役続行についてブラッドリー戦後に決めると発言

photo by:HBO

 ASIAの英雄マニー・パッキャオ(フィリピン)は、米国現地時間4月9日ネバタ州ラスベガスにあるMGMグランド・ガーデン・アリーナで開催されるティモシー・ブラッドリー(米)との試合に向け、米国でトレーニング・キャンプを開始。ブラッドリー戦後に引退することを表明していたが、引退について決めかねていることをが分かった。

 マニー・パッキャオは15日、ロサンゼルス・タイムスのインタビューで「この試合(ブラッドリー戦)がキャリア最後の引退試合になるかは分からない。現段階では、リングへ復帰する気はないとは断言できない。引退については、ブラッドリー戦が終わってから決める。その後は、フィリピンで政治活動に専念する」とブラッドリー戦後に現役続行について決定すると述べた。

 マニー・パッキャオは、2016年5月母国フィリピンで行なわれる上院議員選挙に出馬を正式に表明。その後は、政治活動に専念する為、ティモシー・ブラッドリーとの試合を最後に引退すると公言していた。

 マニー・パッキャオの引退について、米メディア、海外メディアはブラッドリー戦を最後に引退すると見ているメディアはほぼ無く。パッキャオをプロモートする米・大手ボクシング・プロモーター ボブ・アラム氏も引退試合と広告することなく、「近い将来にリングへ戻ってくる」と述べ引退については否定的だ。

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 ブラッドリー戦が決定した背景には、HBO(米・最大手ケーブルTV局)の意向があったと言われている。パッキャオの報酬は、日本円で約23億5000万円。試合はHBOペイ・パー・ビュー(PPV)で行われる。
 
 多額の報酬が約束されていることから、知名度が高い選手が優先されることに違いないが、報酬次第では、次期スター候補のテレンス・クロフォード(米)とのマッチメークも可能だったはずだ。クロフォードとのマッチメークを避けた理由として、パッキャオの次戦は引退試合と報じられていたが、トップランク、HBOは、パッキャオはこの試合を最後に引退することは無いと判断したという見方もできる。

 パッキャオは、フロイド・メイウェザーJr.に敗戦したとはいえ、フロイド・メイウェザーJr.引退後のボクシング界の牽引役が決まってない今、パッキャオの「商品価値」は高い。リスキーなクロフォードと試合を行い敗戦すれば「商品価値」の低下は免れないのが事実。

 ファンの間では、ティモシー・ブラッドリーとの3戦目については、パッキャオの引退試合として斬新なマッチメークでなく批判的な声も多く聞くが、テディ・アトラス氏を新たにトレーナーとして迎えたブラッドリーは、パッキャオにとって簡単な試合にはならないだろう。アラム氏の言うとおり、一戦目、2戦目とは違う結果となってもおかしくない。

 一方、パッキャオの対戦候補から外れた、WBO世界スーパーライト級王者・テレンス・クロフォードは、ガンボア、ベルトラン、デュロルメ、ディエリー・ジャン、ヘンリー・ランディに勝利し未だに無敗。地元、オマハでは絶大な人気・知名度を誇るが、ボクシング界の枠を超え、世界的に知名度を得てスターダムに上がるには、パッキャオ、クラスの金星が欲しいのが事実。パッキャオが復帰するか不透明性が強いが、2017年に新・旧対決として、パッキャオ戦が実現が実現すれば面白い。

(Via:boxingscene

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