メイウェザーJr.復帰戦を否定、今後は人材育成へ

image source to:The Ring

 ロッキー・マルシアノに並ぶ49戦49勝無敗のまま引退したフロイド・メイウェザーJr.(米)。いまだ、マニー・パッキャオ(フィリピン)との再戦の噂もたえないが、今後は、自身のメイウェザー・プロモーションズの経営と、若き選手の育成に力を入れると語った。

 「今は、自分のことにフォーカスせず、メイウェザー・プロモーションズの発展にフォーカスしているんだ。これからの若い選手の育成に力を入ることに集中している。私が誰と戦うか、引退を撤回し復帰戦をすることなんて考えていないよ。私は、これからボクシングというスポーツに別の形で貢献し、ボクシング界へ戻りたいと思っている。

 私は、20年間の間で最高のレベルのファイターと戦ってきた。これ以上やるべきことはないし、今後は若い世代に引き継ぐ時なんだ。いくつかの投資をして快適な生活を保持しているし、私の子どもたちは学校にいき、すぐに大学に通うことになる。私にとってそれはすごく重要なことなんだ。」と改めて、リングに復帰しないこと強調した。

 2015年9月、フロイド・メイウェザーJr.は、アンドレ・ベルト(米)と戦いその後、正式に引退を表明。2016年には、メイウェザーJr.と共にボクシング界を牽引したアジアの英雄マニー・パッキャオ(フィリピン)の引退も近い。しかし、ファンが望むスター誕生まで時間が掛かりそうだ。
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 次世代のボクシング界の牽引役と言われる、ゲンナディ・ゴロフキン、サウル・”カネロ”・アルバレスを筆頭に、WBO世界スーパーライト級王者・テレンス・クロフォード(米)も居る。ウェルター級では、メイウェザーJr.が引退した後のWBC世界ウェルター級王座決定戦で、ダニー・ガルシア(米)、ロバート・ゲレロ(米)。WBAでは、サーマン、ポーター戦が正式に決定した。

 2015年、アル・ヘイモン氏が陣頭指揮を執る「プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ」(PBC)は、今までケーブルTV局が主体で中継してきたボクシング中継を米・地上波に移行。派手な興行が売りだが、前述に紹介した次世代のスター候補達の注目度は、それ程あがっていないように思える。勿論、2016年へ続く計画ありきのマッチメイクの可能性も否定出来ないが。

 2015年、ヘイモンへの訴訟で、ヘイモン、(GBP(ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ)、トップランク)、TV局の関係性の溝は深まり、2016年実現が期待される、アドニス・スティーブンソン、セルゲイ・コバレフの4団体統一戦。ゲンナディ・ゴロフキン、ダニエル・ジェイコブス。テレンス・クロフォード、エイドリアン・ブローナーなどの考えられる好カードはプロモーター、TV局と互いが歩み寄らなければ実現は難しい。

 しかし、こういったプロモーター間の障害により、スター要素をもつファイターのマッチメイクが困難となる状況が続出すれば選手、業界にとってもマイナス要因であり、今後はボクシング界の停滞の懸念さえ広まるだろう。実際、トップランク、GBPのマッチメイクも限界が見え始めてきている。

 クォリティの高いマッチメイクを提供してきたHBO(米・大手ケーブルTV局)も、斬新のあるカードを継続して提供していくことは困難になるだろう。HBOは、プロモーターに関係なくカードを提供していくことを示唆しているが、今後どういった方向性を示すのであろうか。

(Via: boxingscene

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