興行規模を考えれば2016年最も注目されるカードである正規王者・サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)とのミドル級王座統一戦を望むWBA・WBC・IBF世界ミドル級王者・ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)は次戦、2016年前半(2月〜3月)開催を目標に始動した。
ゴロフキンをプロモートするK2プロモーションズ、トム・ローフラー氏は、2015年12月パナマで開催されているWBA年次総会にて、ゴロフキンの次戦は、2016年春頃を予定。詳細な日程に関しては対戦相手によって決定すると述べている。試合は、米・大手ボクシング中継局HBOが配信する予定となっている。
ローフラー氏は、「アンディ・リー(英)、ソーンダース(英)の勝者との統一戦は魅力的な試合になるし、WBA正規王者・ダニエル・ジェイコブス(米)は、ピーター・クイリン(米)と戦い大きな勝利を得ている。ジェイコブも面白い相手だよ。
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次戦の開催日程、開催地の決定は、対戦相手次第なんだ。これから、HBOとスケジュールに関して協議し日程を最終決定する」と述べ、対戦候補にIBF世界ミドル級1位のトリアーノ・ジョンソン(バナマ)名前を上げた。
開催地については、米・ロサンゼルス、ニューヨークにあるマディソン・スクウェア・ガーデン、ラスベガス、テキサスを候補として上げ、対戦相手によって開催地を決定すると述べている。
ゴロフキンは、2015年10月デイビッド・レミュー(カナダ)と対戦し、IBF王座を獲得。WBCは暫定だがキャリア、実力から見ればミドル級最強と言っても過言ではない。WBC(世界ボクシング評議会)は、カネロ、ゴロフキンの統一戦前に1試合を挟むことを特別に承認。未だに、実現するか定かではないが、2016年、カネロ、ゴロフキンの統一戦の行方に最も注目が集まっている。
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(Via: boxingscene)