ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(以下GBP)のマッチメーカーを担当するエリック・ゴメス氏は、プロモートするルーカス・マティセ(アルゼンチン)の次戦を2015年10月に計画していると話し、次戦、故郷アルゼンチンで試合のオファーがあることを明かした。GBPは、ダニー・ガルシアが持つWBC(世界ボクシング評議会)スーパーライト級の王座の返上か否かの決断を待っているという。WBCは来週にもダニー・ガルシアが持つ、スーパーライト級王座について決議を実施すると話している。
ルーカス・マティセ次戦は2つのオプションが考えられる。WBO世界スーパーライト級王者テレンス・クロフォードとのタイトルマッチ。ダニー・ガルシアがWBCの王座を返上した場合、WBC世界スーパーライト級ランキング1位のビクトル・ポストルとの王座決定戦のオプションが考えられる。

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WBO王者テレンス・クロフォードはトップランク傘下の選手でGBPとのマッチメイクにも障害が無く実現性は極めて高い。トップランク CEO ボブ・アラムも、テレンス・クロフォードの次戦の対戦候補にルーカス・マティセの名前を上げている。
テレンス・クロフォードは攻防を兼備し安定した王者で長期政権も予想されることから、マティセとのビッグマッチは2016年に持ち越されるとみている。ダニー・ガルシアがWBCの王座を返上すれば、ビクトル・ポストルとのWBC世界スーパーライト級王座決定戦が濃厚だろう。
Sponsor Linkダニー・ガルシアの次戦

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ダニー・ガルシアの次戦は未定だが、次戦はウェルター級へ参戦。噂段階だが、2015年8月ガルシアの故郷であるフィラデルフィアで予定されてるという。ダニー・ガルシアは、2015年4月米・ニューヨーク州ブルックリンにあるバークレイズ・センターでレイモント・ピーターソンとノンタイトル戦で試合をし(2-0)の判定で勝利を収めている。
ダニー・ガルシア陣営は、ピーターソンとノン・タイトル戦を行うにあたりWBCへノン・タイトル戦の承認を要請。WBCは、ビクトル・ポストル、ルーカス・マティセの2試合連続の指名戦を条件にノン・タイトル戦を承認した。ガルシアは、次戦にもウェルター級へ参戦することを示唆していることから、近くベルトを返上すると見られている。
(Via: boxingscene)