10億円のオファーを断ったコット、RNSと正式に契約次戦の対戦相手は?!

image source to:The Ring

米国現地時間2015年3月5日、WBC世界ミドル級王者ミゲール・コットが、米HIPHOP界の巨匠Jay-Z率いる新鋭ロック・ネイション・スポーツ(以下RNS)と複数年契約を結んだことをESPN.comで発表。RNSは2人目の大型ボクサーとの契約に成功。RNSは1月に元WBAスーパー世界ミドル級王者 アンドレ・ウォードと契約を交わしている。ESPN.comのインタビューでコットは6月にリングへ戻ると述べている。コットは、2015年5月2日にサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)との対戦に向けGBPと交渉したが、ファイト・マネーで折り合いが付かず交渉が決裂。次戦の対戦相手に注目が集まっていた。

コットのアドバイザーであるギャビー・ペニャガリカーノ氏は、次戦の日程について2015年6月ニューヨーク、会場はマディソン・スクウェア・ガーデン、バークレイズ・センターが候補となるだろうと述べている。開催日については、6月6日、6月13日が候補として上げられている。

気になるのは対戦相手だが、RNSと契約したことで今噂されているトップランク傘下のティモシー・ブラッドリー、ブランドン・リオスとのマッチメイクはトップランクとの関係性から無くなると言って良い。中量級スター候補を抱えるアル・ヘイモン傘下とのマッチメイクも、RNSがエイドリアン・ブローナー、キース・サーマンを引き抜きを掛けた経緯があることから無いだろう。現状最有力候補は、スーパーウェルター級のコーネリアス・バンドレージが候補として上げられている。

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12億円のオファーを断った

米大手プロモーター、トップランク、GBPとの良好の関係性を保持してきたコット。トップランク トッド・デュポエフはコットのRNSとの契約について、コットと良好な関係を築いていただけに失望の色を隠せない様子だ。トップランク関係者は、破綻したサウル・カネロ・アルバレスとの対戦について、$1,050万ドル(日本円で約12億円)のオファーをしたが断られたことを明かしている。

コットは、ファイトプランについて、次戦(2015年6月)はミドル級防衛戦、その後は、スーパーウェルター級も視野に入れていることがインタビューで明らかとなっている。ESPNダン・レイフィール氏は、コットとのWBC統一戦の期待がかかる暫定王者ゲンナジー・ゴロフキンとの一戦について、マッチメイクはコット次第で決まると述べている。

こちらの記事で紹介したとおり、アンドレ・ウォードに続き、ミゲール・コットの確保に成功した新鋭RNS、2015年1月の初興行ではマディソン・スクウェア・ガーデンは満杯となり大成功を収めた。RNSは、元GBP重役デビッド・イスコイッチを迎え入れ、米ケーブルTV局FOXスポーツと3つのボクシング・イベントを放送することで契約している。

2015年3月7日から米ボクシング界で勢力を拡大し続けているアル・ヘイモンが仕掛ける「プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ」(以下PBC)興行が始まる。米ボクシング界のトップをリードしてきたトップランク、GBPだが、ヘイモン政権の誕生とともにボクシング界の勢力図は大きく変わる。

ボクシング界に新たに参入を果たした新鋭RNS。初興行を成功させたが、今後、ボクシング界に本格的に参入を果たすには、話題性のあるファイター含め、契約ファイターを増やすことが急務となってくるはずだ。コット、ウォードのマッチメイクを含め、今後ボクシング界にどう新たな風を吹き込むのか、HIPHOP界のカリスマを経てMLB,NBAのスター選手をプロモートしてきたJay-Zの腕の見せどころとなるだろう。

(Via: ESPN Boxing) 

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